ドラフト
-
阪神1位近大・佐藤は「三塁手」“ドラフト通”安倍氏が総括
10月26日に行われた2020年ドラフト会議。それぞれ4球団が競合した近大・佐藤輝明は阪神、早大・早川は楽天が当たりクジを引いた。今年のドラフトで目立った成果を上げた球団、上げられなかった球団はどこか。また佐藤を巡っては、阪神が外野...
-
ドラフト会議の選手指名 球団は学校の成績を重視するの?
25日に行われた今年のプロ野球ドラフト会議では、12球団合計で支配下選手登録74人、育成選手49人が指名された。 その1人が、中日から1位指名された高橋宏斗投手(中京大中京高)。最速154キロの本格派だ。進学を志望し、AO(...
-
西武指名は“110kg大砲”渡部健人「デブ専」貫く球団の勝算
おかわり2世、いや3世の誕生か。 大学ナンバーワン左腕・早川(早大)のクジを外した西武。外れ1位に選んだのが、桐蔭横浜大のスラッガー、渡部健人(日本ウェルネス)だ。 【写真】この記事の関連写真を見る(14枚) ...
-
ソフトB余裕の“5人全員高校生指名” 本気で狙う巨人V9超え
“即戦力”の3文字には目もくれなかった。 2015年以来となる「オール高校生」のドラフトとなったソフトバンク。1位で入札した近大・佐藤の交渉権を逃すと、外れ1位で井上(花咲徳栄)、笹川(横浜商=外野手)、牧原(日大藤沢=捕手)...
-
中日「地元志向」はっきり 中京大中京・高橋“一本釣り”で
「ドラゴンズの試合を見て育ったし、縁のある球団です。とにかくチームの勝利に貢献できる投手になりたい」 中日に1位指名された中京大中京の右腕・高橋宏斗がこう言った。 【写真】この記事の関連写真を見る(14枚) 中日...
-
楽天1位の早大・早川155キロ左腕は来年の開幕投手も射程圏
目玉左腕、早大の早川隆久(木更津総合)の交渉権を獲得した楽天。4球団が競合した抽選で石井GMが当たりくじを持った左腕を掲げると、別室の球団ブースで待機していた三木監督は、「ヨッシャー!!」と勢いよくイスから立ち上がり、立花球団社長ら...
-
巨人外れ1位平内を「智之2世」と絶賛も…むしろ“救援向き”
巨人は近大・佐藤を外した「外れ1位」として亜大の平内龍太(神戸国際大付)を指名した。 平内は今年3月に右肘のクリーニング手術を受けながら、今秋のリーグ戦で神宮での大学生歴代4位タイとなる156キロを叩き出した剛腕。東洋大・甲...
-
田澤指名漏れの衝撃…背景に米国も呆れたNPBの“島国根性”
「上位指名もある」と言われながら、12球団から見向きもされなかったのがBC・埼玉の田澤純一だ。 アマチュア選手がドラフトやNPB入りを拒否して海外球団と契約した場合、海外球団を退団後、大卒・社会人は2年、高卒は3年、NPBの所...
-
近大・佐藤1位指名も阪神育成ベタ…よぎる“藤浪の二の舞”
26日、阪神は今年のドラフト最大の目玉だった近大の佐藤輝明(仁川学院高)を巨人、ソフトバンク、オリックスとの4球団競合の末、1位指名。矢野監督は、「長打が大きな魅力で、身体能力も高い。本当にうちのチームにピッタリな選手。すごく魅力を...
-
オリ2位の中京高・元謙太は正真正銘の「鈴木誠也2世」だ
この高校生が、もし大学で4年間鍛えたら、佐藤輝明を凌駕するのではないか……そんな妄想をかき立てさせてくれるのが、中京高(中京学院大中京高から校名変更)・元謙太(186センチ・85キロ、右投げ右打ち)だ。 【写真】この記事の関連...
-
阪神1位指名の近畿大・佐藤輝明は前代未聞の大型内野手
これだけのサイズで、打って、守れて、走れる「和製大型三塁手」。そんな選手、日本プロ野球の長い歴史の中で、果たしていたのだろうか。 【写真】この記事の関連写真を見る(30枚) 大谷翔平(エンゼルス)だったら、余裕で三塁を...
-
今年のドラフトは“戦略ダダ漏れ”「個室指名」の意外な盲点
「今年は各球団とも落ち着いて指名に集中できるのではないか」 かつてヤクルトの取締役編成部長として数多くのドラフトに携わった片岡宏雄氏がこう言った。 【写真】この記事の関連写真を見る(30枚) 26日のドラフト会議...
-
私の注目候補9人 中京大中京・高橋「松坂以上」は本当か
コロナ禍の今年は春夏の甲子園大会が中止になるなど、公式戦を見る機会は限られた。そんな中、26日のドラフトで、私が知る大学生、高校生の注目選手を挙げてみたい。 【写真】この記事の関連写真を見る(28枚) 全体のナンバーワ...
-
メジャー指名のハーフ投手がドラフト最大の隠し玉に急浮上
「隠し玉として面白い存在ですよ」 さる球界関係者がこう耳打ちする。その名は、ダニエル・スエジロウ・ロス(24)。2019年MLBドラフトで、パイレーツから39巡目で指名された右腕である。 このダニエルは昨季、マイナーで...
-
巨人上位候補 天理大148km左腕・森浦&明石商・来田の実力
巨人が天理大の148キロ左腕・森浦大輔投手(4年=天理)と、すでに1位指名を決めている近大・佐藤輝明を抽選で外した場合は、明石商・来田涼斗外野手(3年)を指名候補に入れていることが23日、分かった。 森浦は天理高時代、1年夏...
-
東海大・山崎TJ手術で社会人入りのはずが…プロ志望の裏側
「なぜ、急に……」 複数のスカウトからどよめきの声が上がったのは今月7日。東海大の右腕・山崎伊織(4年=明石商)がプロ志望届を提出したことを受けてだ。 【写真】この記事の関連写真を見る(30枚) 山崎は3年時に大...
-
トヨタ自動車・栗林良吏は「勝てる投手」ブルペンより実戦
トヨタ自動車・栗林良吏(178センチ・80キロ、右投げ右打ち、名城大)は「勝てる投手」だ。 日本の社会人野球のレベルは、プロ野球のファーム以上といわれる。しかも、トーナメントの熾烈な戦いの中で、トヨタでの2年間、終始エースと...
-
明大・入江大生 角度抜群の速球と“後ろ1イニング”に高適性
広島・森下暢仁が、今季のセ・リーグ新人王レースの先頭を切って走っている。 先発ローテーションの一角として、すでに勝ち星は8勝(3敗=22日現在)。エース大瀬良大地故障欠場の穴を埋めて、“大奮投”を見せている。 その森下暢仁の...
-
日ハムは“一本釣り” 苫小牧駒大・伊藤ドラ1公表のお家事情
一本釣りを狙っての戦略に違いない。 22日、ドラフトで伊藤大海(苫小牧駒大)を1位指名すると公表した日本ハムのことだ。 【写真】この記事の関連写真を見る(30枚) 伊藤は一昨年から2年連続で日本代表入り。昨年の...
-
Gドラ1は投手捨て野手に…乗り換えた原監督の不安と不満
「10年に一人の逸材。間違いないというか変更はない」 巨人の大塚球団副代表はこう言った。 【写真】この記事の関連写真を見る(30枚) 20日、都内の球団事務所で26日のドラフトに向けたスカウト会議を行った巨人は、...
-
ドラフト候補の“アタマの中身”の探り方 監督にはこう聞く
ドラフト会議が10日後に迫って、オレもかなり忙しい。 球団が作成したリストには膨大な量の選手が掲載されているから、それをふるいにかけなきゃならない。自分が推薦した選手の最終チェックをするためにある高校のグラウンドに向かう途中...
-
ドラ1は確実 福岡大大濠・山下舜平大の直球は“鉄球”の衝撃
福岡大大濠高・山下舜平大(18)には、3回も驚かされている。 最初は、彼が2年生の春、福岡県大会の試合前だ。外野でキャッチボールを始めた選手たちをネット裏から眺めていたら、間違いなく一人だけ、勢いの違うボールを投げているでっ...
-
近大・佐藤は抽選確実 クジ運ない巨人が選んだ“外れ1位”は
26日に迫ったプロ野球のドラフト。15日にスカウト会議を行ったロッテが早大・早川隆久投手(4年=木更津総合)の1位指名を公言すれば、日本ハムも早川を筆頭とした大学生投手の1位指名を決めるなど、各球団の戦略が固まってきた。 【写...
-
近大佐藤「1位指名7球団」にガセ説…ドラフト情報戦の裏側
さるアマチュア野球担当記者によれば、「この時期の編成担当者やスカウトの情報ほどアテにならないものはない。うのみにしようものなら痛い目に遭う」そうだ。 【写真】この記事の関連写真を見る(30枚) 今月26日のドラフト会議...
-
中京大中京・高橋宏斗の慶大落ちプロ入り表明をどう見るか
「いずれはプロという夢があった。次の目標へ向かい、前に進もうと思った」 6日、中京大中京の154キロ右腕・高橋宏斗がプロ入りを宣言した。 【写真】この記事の関連写真を見る(28枚) 昨秋の明治神宮大会優勝投手...
-
巨人のドラフトとFA補強にソフトBの壁 争奪戦ガチンコ必至
巨人が来月26日に迫ったドラフト1位の筆頭候補に挙げている近大・佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)の評価がうなぎ上りだ。 先月終わり、巨人の大塚球団副代表が「1位は即戦力の野手。外れたら投手。昨年、一昨年と高校生中心だったので...
-
巨人と阪神が熱視線 ドラ1候補近大・佐藤の気がかりなキズ
「走攻守と三拍子そろっている上、逆方向に一発を打てるだけのパワーもある。問題はメンタルじゃないですか」 こう言うのは在京球団のあるスカウト。 巨人が1位指名を示唆、阪神もゾッコンと言われる今ドラフトの目玉・近大の佐藤輝...
-
今年は例年以上に各球団ドラフトの「巧拙」がハッキリする
9月5、6日、東京ドームで行われた高校生トライアウトは、担当する選手を部長にアピールする格好の場だった。 オレが目を付けていた北関東の投手のシート打撃が始まると、わざわざ同僚を押しのけて部長の隣に座り、「この子、体のバランス...
-
ドラ1候補・明石商中森の母が明かす プロ志望表明の舞台裏
進学か、それともプロか――。進路を決めかねていたといわれるドラフト1位候補、明石商(兵庫)の中森俊介(3年)が10日、プロ志望届を提出した。1年の夏から3季連続甲子園出場。昨年はチームを春夏連続4強に導いた右腕に対しては、プロもその...
-
有力選手がプロ志望高校生合同練習会に不参加だった背景
コロナ禍でアピールの場が少なかった高校球児のため、史上初の「プロ志望高校生合同練習会」が行われた。先月29、30日に甲子園で77人、今月5、6日に東京ドームで41人が参加した。しかし、明石商(兵庫)中森俊介投手、来田涼斗外野手ら、ト...