ドラフト
-
教え子の古謝樹が楽天ドラフト1位指名…実は1カ月前、投球フォームの突貫工事を行った
プロ野球のドラフト会議が26日に開かれ、153キロ左腕の古謝樹(桐蔭横浜大)が楽天から1位指名を受けた。臨時コーチを務めていた湘南学院高時代から指導している教え子である。記者会見で私に感謝していたというから、うれしい限りである。 ...
-
巨人ドラ1西舘勇陽に「ここがスタート」と恩師エール 花巻東はメジャー志向の先輩ズラリ
26日のドラフト会議で巨人から1位指名を受けた中大の西舘勇陽(21=花巻東)が27日、阿部新監督から指名あいさつを受けた。 内定した背番号「17」は、過去にブルージェイズ菊池、エンゼルス大谷も背負った花巻東の出世番号。「特別...
-
中日・立浪監督ドラフトでも袋叩き…貴重な2位・3位でまた内野手指名、ファンはイラッ!
《迷走》《いびつが過ぎる》《編成ズタボロ》 2年連続最下位で批判にさらされる中日の立浪和義監督が、ドラフトでもファンの袋叩きにあっている。 1位は東都のタフネス右腕・草加勝。最初の指名で3球団競合となった社会人野手の度...
-
“外れ外れ外れ”ロッテ1位 明大・上田希由翔の「意外な評価」 残り物に福の可能性アリアリ
その瞬間、思わず苦笑いを浮かべたのはロッテの吉井理人監督だ。 外れ1位が競合した草加からクジを引いたものの、外れ外れ1位の細野まで外してのクジ引き2連敗に、表情が晴れるはずもなかった。3連敗後のロッテが1位指名したのは明大の...
-
オリックスがドラフト4位まで高校生を並べた「余裕と自信」 即戦力大学生投手に見向きもせず
パ3連覇のオリックスは徹底して“原石”を集めた。1位指名は、高校球界ナンバーワン遊撃手と評価される長野・上田西の横山。豊作といわれた即戦力の大学生投手には見向きもせず、唯一、高校生野手に入札して一本釣りに成功した。 「横山は打...
-
巨人がドラフトで異例の全員即戦力指名…支配下で高校生ゼロに透ける阿部新監督の重圧
巨人はドラフト1位で最速155キロ右腕・西舘勇陽(中央大)との交渉権を獲得した。日本ハムと2球団の競合となったものの、中大出身の阿部慎之助新監督がくじを引き当て、「よっしゃー」とガッツポーズである。 【写真】この記事の関連写真...
-
阪神“一本釣り”で下村海翔は作戦通り? 岡田監督には「過去1勝8敗」クジ運のトラウマ
「より確実にとれるというか、他の球団のシミュレーションというか、そういうのを考えて、ピッタリはまりましたね」 岡田彰布監督は、下村海翔(青学大)の単独1位指名に、してやったりである。 【写真】この記事の関連写真を見る(3...
-
西武は大学No.1左腕・武内夏暉を獲得 即戦力期待に“メジャー予備軍”エース髙橋光成ニンマリ
西武が3球団の競合の末に交渉権を獲得した武内夏暉(国学院大)は、即戦力の大学生投手の中でも「安定感はナンバーワン」と評価される左腕。10試合に先発した今秋のリーグ戦では5勝2敗、防御率0.97でドラ1候補がズラリと顔を揃えた東都でベ...
-
競合必至といわれた大学生最速158km左腕・細野晴希(東洋大)が「外れ外れ1位」だったワケ
「東都の神7」といわれたドラフト1位候補7投手の中でも、最速158kmの球速とポテンシャルはナンバーワンといわれた東洋大の左腕・細野晴希(21)はしかし、最初の1位指名で名前は呼ばれなかった。外れ1位でも声はかからず、2度の抽選を外し...
-
投打の注目高校生2人 広陵・真鍋慧と沖縄尚学・東恩納蒼が指名漏れした「然るべき理由」
4位までの指名を見届けるや、会見場から席を立った。 高校通算62本塁打の広陵・真鍋慧である。 【写真】この記事の関連写真を見る(33枚) かねてプロ志向が強かった真鍋は、4位以下で指名された場合、大学進学の意向...
-
ソフトバンク1位指名 大阪桐蔭・前田悠伍がこれから直面する「不吉すぎるジンクス」
「ほっとしている気持ちと、嬉しい気持ちがあります。プロに入ったら周りのいいところを吸収して自分のモノにしていきたい」 26日のドラフト会議で、日本ハム、楽天との外れ1位競合の末にソフトバンクの指名を受けた大阪桐蔭の左腕・前田悠...
-
スカウトは西へ東へ…2023年のドラフトはてんやわんや プロ志望届数は10年で約2倍に
「スカウトたちは今年、大忙しでしたよ」 こう言うのは在京球団のフロント幹部。26日のドラフト会議は、スカウトたちにとって1年間の総決算の場ではある。担当した選手がドラフトされれば大忙しも、そうでないスカウトたちも中にはいる。し...
-
青山学院大・常広羽也斗 快速球の球筋からスッと沈む「必殺フォーク」はここがすごい
この秋の東都大学リーグ。優勝を決めた日の、常広投手のピッチングにすごく興味があった。 春に続く2季連続の頂点がかかる一戦で、しかも、ネット裏には12球団すべての関係者たちが、その投げっぷりを凝視する。 【写真】この記事...
-
巨人が中大・西舘勇陽をドラ1指名に“上方修正”の背景…阿部新監督就任が追い風、入団決まれば守護神抜擢も
巨人が26日のドラフト会議で、中大・西舘勇陽(21)を1位で指名する。 花巻東高出身。春1度、夏2度の甲子園を経験した最速155キロ右腕だ。さるチーム関係者がこう言った。 【写真】この記事の関連写真を見る(19枚) ...
-
亜細亜大・草加勝が誇る抜群の「ホップ成分」直球なのにミットが下から跳ね上げられた
「鬼の東都」ともいわれる全国トップレベルのリーグ戦の3シーズンで6完封は、スゴいことなのだ! ノーヒットでも1点、2点取ってくるチームばかりの東都リーグで、無失点で相手を封じられるのは、まずコントロール。両サイドも高低も使えて...
-
広島に続いて西武も…“ドラフト巧者”の2球団が「1位指名公言」の波紋
水面下の綱引きがピークを迎えている。 西武の渡辺GMが24日、26日のドラフト会議で国学院大の最速153キロ左腕・武内夏暉(22)を1位指名することを公言した。 【写真】この記事の関連写真を見る(19枚) 広島...
-
明治大・村田賢一はミステリアスな「さじ加減」が持ち味 握りを変え、左足の着地を変える巧者
全力で腕を振れば150キロ前後のスピードボールも投げられるのに、決して「力」だけには頼らない。 「9イニングを27球で抑えるピッチングが理想なんです」 【写真】この記事の関連写真を見る(19枚) 世に言われる「変...
-
今年もドラフト本番前の“イス取り”ゲーム激化…一本釣り狙い「1位指名」公表が続出する気配
ドラフト前にドラフトが終わるかもしれない──。昨年同様、そんな雲行きではないか。 昨年はドラフトの前日までに9球団が1位指名を公表。「ウチが1位でいきます」と選手の名前を事前に公言することによって、他球団に手を引かせたい思惑...
-
国学院大・武内夏暉の「タイミングの取りづらさ」は打者泣かせ ほんの少し腕が遅れて振られる
国学院大といえば、鳥山泰孝監督が熱心に各地に足を運び、実力、ネームバリューとも、えり抜きの選手たちが進学してくる野球部というイメージがあったので、まず「八幡南高」というのが、軽い違和感だった。 「練習参加で来て、長身左腕の割に...
-
大阪桐蔭・前田悠伍めぐりドラフトでも阪神vsオリで一騎打ち? 両チームの指名傾向と育成力
関西が今から異常な盛り上がりを見せている。リーグ制覇した阪神とオリックスがともにCSを勝ち抜き、28日開幕の日本シリーズで59年ぶりとなる「関西ダービー」が実現。 【写真】この記事の関連写真を見る(15枚) 理論経済学...
-
ENEOS度会隆輝が株急騰! 佐々木麟太郎プロ断念で野手ドラフト候補では最上位評価に
同じ左打者として気にならないはずがない。 花巻東の佐々木麟太郎(3年=右投げ左打ち)が米留学を表明した10日、DeNAとの練習試合(横浜スタジアム)に出場した今秋ドラフト上位候補の度会隆輝(21=右投げ左打ち/ENEOS)で...
-
今年のドラフトは大学生・社会人が豊作といわれるが…そんな時こそ高校生が狙い目な理由
今年は大学生・社会人投手が例年になく豊作といわれる。ドラフト上位指名の大半は彼らで埋まると、もっぱらだ。 大学4年と社会人の投手で、直球の最速150キロをマークする選手は100人超。153キロ以上に絞っても、確認できる限りで...
-
阪神ドラ1指名にグラリ? 前田悠伍がU18野球W杯で好投、佐々木麟太郎と“一騎打ち”の様相
台湾でU18W杯を戦っている日本が8日、プエルトリコに10-0の五回コールド勝ちで決勝進出を決めた。 先発した東恩納蒼(沖縄尚学)が5回を完全投球。10日に行われる地元・台湾との決勝の先発は、馬淵史郎監督(67=明徳義塾監督...
-
投壊巨人ドラ1戦略は混沌…青学大の日本一右腕、東洋大158km左腕、中大155km右腕で三つ巴
2日に開幕した東都大学野球リーグで、ドラフト1位候補が上々発進した。 3日には最速155キロ右腕の中大・西舘勇陽(4年)が7回2安打1失点と好投。青学大・常広羽也斗(4年)とのドラフト1位候補対決を制した。ある球団のスカウト...
-
東洋大・細野晴希がU18壮行試合で高校生圧倒も…158キロドラ1候補にプロの目が厳しい理由
28日のU18日本代表と大学日本代表との壮行試合で、東洋大の左腕・細野晴希(4年)が1回を無失点2奪三振。高校生を圧倒した。自己最速を3キロ更新する158キロをマークするなど、150キロ台を連発。電光掲示板に球速が表示されるたびに観...
-
「高校生を指名するのが怖くなった」…プロ球団ベテランスカウトが漏らす苦悩と本音
プロ野球選手を志す高校球児たちのアピール場となる夏の甲子園がいよいよ大詰めを迎える。 これまではプロのスカウトたちに良いプレーを見せようと懸命になる選手が大勢みられたが、「プロに行けるうちに行っとけ」と考える指導者や選手、...
-
夏の甲子園では見られない逸材たち 地方大会で敗れた「高校生ドラフト候補5人」の真価
夏の甲子園大会真っ盛り。一方で各地の地方大会で惜しくも敗れ去ったドラフト候補たちも多い。甲子園で見られない逸材の長所と課題をプロのスカウトに聞いた。 ◇ ◇ ◇ 遠投100メートル、二塁への送球タイムが1.8秒...
-
花巻東・佐々木麟太郎「ドラ1指名」に阪神参戦! 岡田監督が掛布以来の高卒スラッガー待望
この日の活躍がプロ入りの背中を押すのか。 8日、高校通算140本塁打の花巻東(岩手)の佐々木麟太郎(3年)が昨春以来の甲子園の土を踏んだ。 【写真】この記事の関連写真を見る(35枚) 宇部鴻城(山口)戦に「3番...
-
プロ垂涎! 都市対抗野球に出場する社会人ドラフト候補3人の「ウリとキズ」
東京ドームで行われている社会人の都市対抗野球大会は23日に4強が出そろう。毎年この大会で活躍し、プロの評価を上げる選手がいるが、今大会はどうか。ドラフト上位候補3人のウリとキズは──。 ■コンタクト力と長打力を兼ね備える首位打...
-
高校時代はガリガリだった左腕に成瀬善久の投げ方を教えたら、4年後にドラフト上位候補に
今月上旬、神奈川・平塚で行われた侍ジャパン大学代表の直前合宿に行ってきた。 かつて臨時コーチを務めた教え子を激励するためで、まずはドラフト上位候補に成長した桐蔭横浜大の最速153キロ左腕・古謝樹(湘南学院高)に声を掛けた。 ...