ドラフト
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今年の現役ドラフトで注目“大化け確実”な3選手の名前 中日移籍の細川成也は年俸4.5倍増!
「これだけ上がったのはプロ7年目で初めて。いい1年になりました」 30日に契約更改を終え、はじける笑顔でこう言ったのが中日の外野手・細川成也(25)だ。 古巣のDeNAではくすぶっていたが、昨オフの第1回現役ドラフトで...
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西武1位・武内夏暉 3球団が競合したMAX153キロ“大学ナンバーワン左腕”の原点
「夏暉という名前はお姉ちゃんがつけてくれました。まだ男の子か女の子かわからなかった時に、お姉ちゃんがこの子の名前は『なつき』がいいと。それなら男の子でも女の子でもいいし、夏に生まれて、お姉ちゃんも名前に『夏』がついているのでちょうどい...
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阪神3位・山田脩也の父が中学2年の息子に「孝行するなら野球選手」とプロ入りを諭した理由
「3歳の誕生日プレゼントはグラブと野球の練習着。特撮モノの変身ベルトなどもすすめたのですが興味を示しませんでしたね」 こう話すのは山田脩也の父・浩二さん(45)だ。4人きょうだいの末っ子として生まれた山田は、6歳上で現在は社会...
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DeNA2位・松本凌人の父親は元競輪S級選手 教育方針は「泣くほど練習したんか?」
一家の大黒柱である久さん(53)は元競輪選手で、最高ランクのS級で戦った経験を持つ。その久さんの妻・美津子さん(53)との間に、2人兄弟の次男として生まれたのが松本だ。 大阪府四条畷市立田原小2年の時に、友人に誘われた兄に付...
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トライアウトで改めてわかった育成選手の厳しさ…ドラフト出身の“平均寿命”は2.8年
15日、鎌ヶ谷スタジアムで12球団合同トライアウトが行われ、59人の選手が参加した(写真)。 その内訳は支配下登録選手が27人、NPBを退団し独立リーグなどでプレーする選手が9人、育成選手が23人である。昨年の育成選手の参加...
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“異例のドラフト”から3年…「2020年の大豊作」をスカウトが手放しで喜べないウラ事情
今季のプロ野球は阪神の18年ぶり6度目のリーグ優勝、38年ぶり2度目の日本一で幕を閉じた。 「チームの快進撃を支えたのは日本シリーズMVPの近本光司(28)はもちろんだが、2020年ドラフト組の選手たちの存在もデカい」(球界O...
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2023年ドラフト「得した球団、損した球団」スポーツライター安倍昌彦氏が掛け値なしに採点
10月26日に行われた2023年度のドラフト会議。3球団が1位で競合した武内夏暉(国学院大→西武1位)ら、東都大学リーグ所属の投手が人気を集めた。そんな12球団の指名をスポーツライターの安倍昌彦氏が掛け値なしに採点。もっとも「得した...
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日本ハムがドラフト指名「即戦力投手ゼロ」の深謀遠慮…左右エース流出危機なのにナゼ
「大学生の即戦力投手が大豊作」。そういわれていたはずの26日のドラフト会議で、日本ハムは投手を1人しか指名しなかったことが話題を呼んでいる。 今オフは加藤貴(31)と上沢(29)の左右エースがそれぞれ国内FA権行使と、ポスティ...
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教え子の古謝樹が楽天ドラフト1位指名…実は1カ月前、投球フォームの突貫工事を行った
プロ野球のドラフト会議が26日に開かれ、153キロ左腕の古謝樹(桐蔭横浜大)が楽天から1位指名を受けた。臨時コーチを務めていた湘南学院高時代から指導している教え子である。記者会見で私に感謝していたというから、うれしい限りである。 ...
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巨人ドラ1西舘勇陽に「ここがスタート」と恩師エール 花巻東はメジャー志向の先輩ズラリ
26日のドラフト会議で巨人から1位指名を受けた中大の西舘勇陽(21=花巻東)が27日、阿部新監督から指名あいさつを受けた。 内定した背番号「17」は、過去にブルージェイズ菊池、エンゼルス大谷も背負った花巻東の出世番号。「特別...
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中日・立浪監督ドラフトでも袋叩き…貴重な2位・3位でまた内野手指名、ファンはイラッ!
《迷走》《いびつが過ぎる》《編成ズタボロ》 2年連続最下位で批判にさらされる中日の立浪和義監督が、ドラフトでもファンの袋叩きにあっている。 1位は東都のタフネス右腕・草加勝。最初の指名で3球団競合となった社会人野手の度...
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“外れ外れ外れ”ロッテ1位 明大・上田希由翔の「意外な評価」 残り物に福の可能性アリアリ
その瞬間、思わず苦笑いを浮かべたのはロッテの吉井理人監督だ。 外れ1位が競合した草加からクジを引いたものの、外れ外れ1位の細野まで外してのクジ引き2連敗に、表情が晴れるはずもなかった。3連敗後のロッテが1位指名したのは明大の...
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オリックスがドラフト4位まで高校生を並べた「余裕と自信」 即戦力大学生投手に見向きもせず
パ3連覇のオリックスは徹底して“原石”を集めた。1位指名は、高校球界ナンバーワン遊撃手と評価される長野・上田西の横山。豊作といわれた即戦力の大学生投手には見向きもせず、唯一、高校生野手に入札して一本釣りに成功した。 「横山は打...
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巨人がドラフトで異例の全員即戦力指名…支配下で高校生ゼロに透ける阿部新監督の重圧
巨人はドラフト1位で最速155キロ右腕・西舘勇陽(中央大)との交渉権を獲得した。日本ハムと2球団の競合となったものの、中大出身の阿部慎之助新監督がくじを引き当て、「よっしゃー」とガッツポーズである。 【写真】この記事の関連写真...
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阪神“一本釣り”で下村海翔は作戦通り? 岡田監督には「過去1勝8敗」クジ運のトラウマ
「より確実にとれるというか、他の球団のシミュレーションというか、そういうのを考えて、ピッタリはまりましたね」 岡田彰布監督は、下村海翔(青学大)の単独1位指名に、してやったりである。 【写真】この記事の関連写真を見る(3...
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西武は大学No.1左腕・武内夏暉を獲得 即戦力期待に“メジャー予備軍”エース髙橋光成ニンマリ
西武が3球団の競合の末に交渉権を獲得した武内夏暉(国学院大)は、即戦力の大学生投手の中でも「安定感はナンバーワン」と評価される左腕。10試合に先発した今秋のリーグ戦では5勝2敗、防御率0.97でドラ1候補がズラリと顔を揃えた東都でベ...
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競合必至といわれた大学生最速158km左腕・細野晴希(東洋大)が「外れ外れ1位」だったワケ
「東都の神7」といわれたドラフト1位候補7投手の中でも、最速158kmの球速とポテンシャルはナンバーワンといわれた東洋大の左腕・細野晴希(21)はしかし、最初の1位指名で名前は呼ばれなかった。外れ1位でも声はかからず、2度の抽選を外し...
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投打の注目高校生2人 広陵・真鍋慧と沖縄尚学・東恩納蒼が指名漏れした「然るべき理由」
4位までの指名を見届けるや、会見場から席を立った。 高校通算62本塁打の広陵・真鍋慧である。 【写真】この記事の関連写真を見る(33枚) かねてプロ志向が強かった真鍋は、4位以下で指名された場合、大学進学の意向...
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ソフトバンク1位指名 大阪桐蔭・前田悠伍がこれから直面する「不吉すぎるジンクス」
「ほっとしている気持ちと、嬉しい気持ちがあります。プロに入ったら周りのいいところを吸収して自分のモノにしていきたい」 26日のドラフト会議で、日本ハム、楽天との外れ1位競合の末にソフトバンクの指名を受けた大阪桐蔭の左腕・前田悠...
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スカウトは西へ東へ…2023年のドラフトはてんやわんや プロ志望届数は10年で約2倍に
「スカウトたちは今年、大忙しでしたよ」 こう言うのは在京球団のフロント幹部。26日のドラフト会議は、スカウトたちにとって1年間の総決算の場ではある。担当した選手がドラフトされれば大忙しも、そうでないスカウトたちも中にはいる。し...
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青山学院大・常広羽也斗 快速球の球筋からスッと沈む「必殺フォーク」はここがすごい
この秋の東都大学リーグ。優勝を決めた日の、常広投手のピッチングにすごく興味があった。 春に続く2季連続の頂点がかかる一戦で、しかも、ネット裏には12球団すべての関係者たちが、その投げっぷりを凝視する。 【写真】この記事...
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巨人が中大・西舘勇陽をドラ1指名に“上方修正”の背景…阿部新監督就任が追い風、入団決まれば守護神抜擢も
巨人が26日のドラフト会議で、中大・西舘勇陽(21)を1位で指名する。 花巻東高出身。春1度、夏2度の甲子園を経験した最速155キロ右腕だ。さるチーム関係者がこう言った。 【写真】この記事の関連写真を見る(19枚) ...
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亜細亜大・草加勝が誇る抜群の「ホップ成分」直球なのにミットが下から跳ね上げられた
「鬼の東都」ともいわれる全国トップレベルのリーグ戦の3シーズンで6完封は、スゴいことなのだ! ノーヒットでも1点、2点取ってくるチームばかりの東都リーグで、無失点で相手を封じられるのは、まずコントロール。両サイドも高低も使えて...
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広島に続いて西武も…“ドラフト巧者”の2球団が「1位指名公言」の波紋
水面下の綱引きがピークを迎えている。 西武の渡辺GMが24日、26日のドラフト会議で国学院大の最速153キロ左腕・武内夏暉(22)を1位指名することを公言した。 【写真】この記事の関連写真を見る(19枚) 広島...
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明治大・村田賢一はミステリアスな「さじ加減」が持ち味 握りを変え、左足の着地を変える巧者
全力で腕を振れば150キロ前後のスピードボールも投げられるのに、決して「力」だけには頼らない。 「9イニングを27球で抑えるピッチングが理想なんです」 【写真】この記事の関連写真を見る(19枚) 世に言われる「変...
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今年もドラフト本番前の“イス取り”ゲーム激化…一本釣り狙い「1位指名」公表が続出する気配
ドラフト前にドラフトが終わるかもしれない──。昨年同様、そんな雲行きではないか。 昨年はドラフトの前日までに9球団が1位指名を公表。「ウチが1位でいきます」と選手の名前を事前に公言することによって、他球団に手を引かせたい思惑...
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国学院大・武内夏暉の「タイミングの取りづらさ」は打者泣かせ ほんの少し腕が遅れて振られる
国学院大といえば、鳥山泰孝監督が熱心に各地に足を運び、実力、ネームバリューとも、えり抜きの選手たちが進学してくる野球部というイメージがあったので、まず「八幡南高」というのが、軽い違和感だった。 「練習参加で来て、長身左腕の割に...
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大阪桐蔭・前田悠伍めぐりドラフトでも阪神vsオリで一騎打ち? 両チームの指名傾向と育成力
関西が今から異常な盛り上がりを見せている。リーグ制覇した阪神とオリックスがともにCSを勝ち抜き、28日開幕の日本シリーズで59年ぶりとなる「関西ダービー」が実現。 【写真】この記事の関連写真を見る(15枚) 理論経済学...
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ENEOS度会隆輝が株急騰! 佐々木麟太郎プロ断念で野手ドラフト候補では最上位評価に
同じ左打者として気にならないはずがない。 花巻東の佐々木麟太郎(3年=右投げ左打ち)が米留学を表明した10日、DeNAとの練習試合(横浜スタジアム)に出場した今秋ドラフト上位候補の度会隆輝(21=右投げ左打ち/ENEOS)で...
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今年のドラフトは大学生・社会人が豊作といわれるが…そんな時こそ高校生が狙い目な理由
今年は大学生・社会人投手が例年になく豊作といわれる。ドラフト上位指名の大半は彼らで埋まると、もっぱらだ。 大学4年と社会人の投手で、直球の最速150キロをマークする選手は100人超。153キロ以上に絞っても、確認できる限りで...