東海大・山崎TJ手術で社会人入りのはずが…プロ志望の裏側

公開日: 更新日:

「なぜ、急に……」

 複数のスカウトからどよめきの声が上がったのは今月7日。東海大の右腕・山崎伊織(4年=明石商)がプロ志望届を提出したことを受けてだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(30枚)

 山崎は3年時に大学日本代表に選ばれ、米国のメジャーの卵たちを相手に好投。150キロ超の速球が武器のドラフト1位候補だったものの、今年に入ってトミー・ジョン出術を受けて社会人入りを決意。目標を2年後のプロ入りに変更したとみられていた。ところが、内定を得ていた社会人チームの了承を得た上で、進路をプロに変えたのだ。

 トミー・ジョン手術を行った投手は、復帰に1年半はかかるといわれる。山崎の復帰は来年以降になる。

「山崎のポテンシャルの高さを評価して、それでも構わないという球団がドラフトで指名する約束をしたんじゃないか。ただ、東海大野球部はここにきて部員に大麻疑惑が浮上した。山崎は無関係だろうけど、そういう球団があるとすれば気が気じゃないはずだ」とは、あるスカウトだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動