ドラフト
-
ドラフト直前にスカウト“駆け込み視察” 12球団が頭を悩ませる「大学生の評価」
4日、阪神大学野球リーグの関西国際大対大阪体育大戦に、12球団40人以上のスカウトが大挙。ヤクルト小川GMら幹部クラスも訪れ、ドラフト上位候補の関西国際大・翁田大勢(4年)投手に熱視線を送った。 【写真】この記事の関連写真を見...
-
大学生ドラフト1位候補5人 掛け値なしの評価と指名球団
11日のドラフト会議まで1週間余り。プロのスカウトはリーグ戦が真っ盛りの大学生候補の最終チェックに追われている。セ・リーグとパ・リーグのスカウトに、大学生1位候補5人の掛け値なしの評価を聞いた。 【写真】この記事の関連写真を見...
-
ドラフト1位候補・小園健太(市和歌山)がプロで使える武器
11日のドラフト会議を前に高校生の注目選手を挙げてみた。 上位候補は投手ばかりだ。まずは市和歌山・小園健太。直球の最速は152キロで、カーブ、スライダー、ツーシーム、カットボール、チェンジアップといった変化球全てでストライク...
-
どうせCS圏外ならいっそ…ドラフト指名順をめぐる下位球団の複雑胸中
実に、悩ましい。 27日、プロ志望届の提出が締め切られた。今年のドラフト会議は10月11日。セ、パ両リーグの優勝争い真っ最中での開催だ。 ドラフト会議は1位指名が終わると、ウエーバー方式になる。今年はセが先で、27日...
-
阪神のプロアマ規定違反チョンボに他球団ニンマリ 天理・達孝太をドラフト指名する球団はどこ?
16日、阪神の関西地区担当スカウトがプロアマ規定に違反し、プロ志望届提出以前に今秋ドラフト1位候補の天理・達孝太投手(3年)と面談していた問題で、阪神球団は謝罪コメントを発表した。 ■天理サイドへの謝罪コメントを発表もスカウト...
-
巨人は今年も「育成」大量指名か…“買い漁り”に他球団や大学から悲鳴とブーイング
10月11日のプロ野球ドラフト会議まで1カ月を切った。各球団の指名選手の絞り込みが佳境に入る中、他球団やアマチュア球界から悲鳴が上がっているという。パ・リーグのある球団スカウトがこう言う。 「ウチの調査書には『プロ入りするのは...
-
阪神がプロ・アマ規定違反! 天理・達孝太投手とプロ志望届「提出前」に面談していた
「(加盟校に)報告書の提出を求めており、報告書を見た上で、対応を検討させていただきます」 日本高野連の小倉好正事務局長がこう言った。 阪神のスカウトが先日、10日にプロ志望届を出したドラフト1位候補の天理・達孝太投手(...
-
初の8強入り・神戸国際大付“二刀流”阪上翔也の評価…甲子園を去ったスカウトマンの関心事は?
25日、サヨナラ勝ちで8強入りした神戸国際大付(兵庫)には注目すべき選手がいた。 この日、3安打した右投げ左打ちの阪上翔也だよ。チーム事情で投手も兼ねているが、投手としては終盤の3回を投げて5安打3失点だった。148キロの速...
-
逆転負けの大阪桐蔭にはドラフト候補5人「重視するのはプロで勝負するという意志の強さ」
23日は大阪桐蔭(大阪)と近江(滋賀)の1試合だけだったが、波乱が起きた。 優勝候補の大阪桐蔭が二回を終えて4―0とリード。このままどこまで差を広げるかと思って見ていたら、投手陣が小刻みに失点し、八回に勝ち越しを許した。まさ...
-
甲子園ネット裏でささやかれる「巨人ドラ1の本命」市和歌山・小園&松川の“相棒丸ごと指名”か
連日の雨天順延に悩まされている甲子園だが、巨人は今秋ドラフトに向けて、榑松アマスカウト統括らが逸材の発掘にいそしんでいる。 15日には、ドラフト上位候補の明桜(秋田)・風間球打が帯広農(北北海道)戦で最速150キロをマークす...
-
明桜・風間球打は「ドラフト1、2位候補」とスカウト太鼓判!高評価の根拠と課題
15日、今大会ナンバーワン投手といわれる最速157キロ右腕の明桜(秋田)・風間球打が帯広農(北北海道)戦で7安打2失点の完投勝利。10奪三振で、球速は今大会最速となる150キロをマークした。ネット裏で風間をチェックした日本ハムの山田...
-
有力投手が地区予選で続々敗退 それでも甲子園に転がっている逸材を見逃すな!
今年は高校生投手が豊作。夏の甲子園で掛け値なしの評価をしようと思っていたら、その多くが地区予選で負けた。高知の森木大智、市和歌山の小園健太、天理の達孝太らがそうだ。 森木や小園はドラフト1位クラスの選手。高校3年生は春から夏...
-
大学選手権4強出揃って「株上げた選手」「株下げた選手」
上武大―慶応大、福井工業大―福岡大の4強が出揃った全日本大学野球選手権。12日から2日間、準決勝、決勝が行われるが、ネット裏のスカウトたちの評価は定まってきたようだ。 【写真】この記事の関連写真を見る(19枚) 「株を上...
-
阪神スカウト陣がネット裏に大挙襲来 即戦力左腕の実力は
それが理にかなっているかはともかく、全日本大学野球選手権が行われている神宮球場のネット裏に大挙してスカウトを送り込んだ球団がある。阪神だ。 ■例によって大量11人で視察したが 7日に登場した西日本工業大の左腕・隅田知一...
-
ドラフト候補野手がドラフト候補投手から“一発”で評価は?
ドラフト候補がドラフト候補から本塁打を放って勝敗が決した。 7日に開幕した全日本大学野球選手権。神宮球場の第2試合は、上武大が1―0で西日本工業大を下して2回戦に駒を進めた。 二回、上武大の4番・ブライト健太(都葛飾...
-
さぁ、困った! 即戦力のドラフト1位候補を評価できない
「今年のドラフトはどの球団も大変だぞ」 ウチの部長が珍しく厳しい表情をしている。 ドラフト1位候補のいる東京六大学、首都大学が春のリーグ戦を行っているにもかかわらず、コロナ禍でスカウトが視察できないからだ。 徳...
-
ドラ1で1億円を手にする右腕2人 センバツでスカウト太鼓判
春のセンバツが終了、ネット裏のスカウトが口を揃えて太鼓判を押すのは市和歌山(和歌山)の小園健太(185センチ・91キロ)と、天理(奈良)の達孝太(193センチ・88キロ)の両右腕だ。小園は149キロ、達は148キロをマークした。 ...
-
中日が初のスカウト会議 高校生ドラ1はコロナが向かい風に
中日は12日、今年初のスカウト会議を開き、219選手をリストアップ。ドラフト1位候補として最速152キロ右腕の市立和歌山・小園健太(2年)、同151キロの高知・森木大智(同)、同154キロの大阪桐蔭・関戸康介(同)らを確認した。 ...
-
ヤクルト2位・山野太一 父の「志」を胸に神宮のマウンドへ
「妻の方からアプローチしてきました(笑い)」 そう語るのは山口県の市役所に勤める父・正明さん(58)だ。 幼少期から育った小郡町(現在は新設合併され山口市)には俳人・種田山頭火が昭和7年から約6年間暮らした其中庵がある...
-
中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当
8月12日、真夏の炎天下で開催された甲子園交流試合の中京大中京対智弁学園戦。高橋は初回に152キロを記録すると、延長十回の最後の打者を150キロの直球で三振に仕留めた。 この試合の球数は149球。最後まで球威の衰えない投球を...
-
広島4位・小林樹斗 両親は怒鳴らずに“叱る”が子育ての方針
新品の野球道具を買うと、その日の夜は枕元に置いて寝るそうだ。「物を大切にする子です。小学4年くらいに買ったグラブもまだ捨てていないはずですよ」と、父・英樹さん(43)は言う。 小林は和歌山県の美浜町で生まれ育ち、英樹さんもか...
-
巨人4位・伊藤優輔 父は創業90年老舗手作りパン屋の3代目
昭和アニメの名作「巨人の星」の舞台となった東京都荒川区。この地で父の康之さん(55)はパン屋を営んでいる。 「創業80年から90年」(康之さん)という長い歴史を誇る3代目である。 康之さんは大学卒業後、東京・代官山の店...
-
日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧
伊藤が生まれ育った北海道の鹿部町は、函館市より45キロほど北に位置する人口4000人弱の漁師町。タラコや昆布の特産地として知られ、厳冬期はマイナス10度に達することも珍しくない。 ■船酔いしながらナマコ漁 漁師である伊...
-
ドラフトに変化…強豪校以外の選手の多くが大成しない理由
これも隔世の感というのでしょうか。 僕は2012年からオリックスで3年間、15年からロッテで4年間、コーチを務めました。そこで「時代が変わったなぁ」と感じたのが、ドラフトの傾向です。 近年は僕らが聞いたこともないよう...
-
オリ2位・元謙太 ドラフト漏れたら即引退の覚悟で肉体改造
185センチ。家族4人の平均身長だ。 多治見市といえば美濃焼の産地だが、最近は猛暑で有名だ。運送会社で部長を務める父・吉宏さんは188センチ。母・淑美さんは176センチ。中部学院大でバレー部に所属する3歳上の兄・勇太さんは1...
-
DeNA1位・入江大生 小5で板前の父の眼鏡を粉砕した剛速球
代々続く寿司職人の家系に、3人兄弟の末っ子として父・大地さんは生まれた。身長182センチ、体重90キロの大きな体を持ち、中学時代はサッカー部に所属した。 ■歯科技工士から寿司職人 「親父の方は八百春鮨っていう(日光市)今...
-
ロッテ2位 中森俊介の祖父はサンダル履きのままバック宙を
「私の父はサンダルのまま、バック宙をやってみせたんです」 中森の母・美幸さん(42)はこう続ける。 「小学生の頃にジャニーズの『忍者』というグループにハマっていて、彼らのパフォーマンスについて父に話したんです。すると『自...
-
阪神1位佐藤輝明 柳田2世を生んだ講道館杯優勝柔道家のDNA
柳田2世、糸井2世と評価される佐藤は、関西学生野球リーグ新記録となる通算14本塁打をマークしたパワーとともに、遠投100メートル、50メートル6秒0と、高い身体能力を持ち合わせる。 さらに、187センチ・96キロと体格に恵ま...
-
“田沢ルール”に日米で温度差 なぜメジャーで話題にならず
今年のドラフト会議の大きな話題のひとつは、2008年に設けられたいわゆる「田沢ルール」の廃止と、レッズ傘下3Aルイビル・バッツを経てルートインBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに所属する田沢純一(34)を指名する球団が出るか、という...
-
東都大学リーグ視察 巨人1位と日本ハム2位の2人には驚いた
10月26日のドラフト会議。横浜高時代の教え子である左腕の伊藤将司(24=JR東日本)が阪神から2位で指名された。 かつてドラフト1位だった松坂(西武)や涌井(楽天)にはもともと素質があったが、伊藤は高校時代に「仕込んだ」ク...