ドラフト
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“田沢ルール”撤廃でドラフト指名可能に…獲得に動く球団は
ドラフト指名を拒否し、海外の球団入りした選手のNPB入団を制限する「田沢ルール」の廃止が決まり、BC・埼玉の田沢純一(34)は、10月26日のドラフト会議で指名を受けることが可能となった。 田沢は8日、「選択肢が増えて素直に...
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“田沢ルール”撤廃も変わらず…米球界が笑う日本の島国根性
ドラフトを拒否して海外のプロリーグでプレーした選手は一定期間(高校生は3年、大学・社会人は2年)、NPBの所属球団でプレーできないという「田沢ルール」がようやく撤廃された。7日、NPBの実行委員会で決まった。 大枚はたいてメ...
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高校生合同練習会でバレる“隠し球”…プロ球団には痛し痒し
6日、高校生合同練習会の最終日が東京ドームで行われ、高校生41人が参加。プロのスカウト75人、大学、社会人、独立リーグなどアマチュア関係者5人がネット裏に集結した。 参加した高校生は、大半がドラフト4位以下~育成で指名される...
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例年以上に好素材が充実 今秋ドラフトの“主役”は大学生!
「この1カ月がヤマ場です」 セ・リーグ球団のスカウトが汗を拭いながらこう言った。 【写真】この記事の関連写真を見る(30枚) 【写真】この記事の関連写真を見る(28枚) 8月29日から2日間にわたって行われた高...
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中京大中京・高橋は熟考中 それでも私がプロを勧める根拠
1試合だけの甲子園交流試合が10~17日に行われた。最後の試合で私が臨時コーチを務める山梨学院は白樺学園(北海道)に8―3。無観客などの規制があったため、私は白樺学園をビデオで分析した「小倉ノート」をチームに授け、甲子園には行かなか...
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高校生合同練習会のウラ…特定球団“囲い込み”で隠し玉も?
29日から2日間にかけて甲子園で行われる「プロ志望高校生合同練習会」には、中部、北信越以西の高校に在籍する77人が参加する予定。東日本の高校生は9月5、6日に、東京ドームで行われる練習会に参加する。 【写真】この記事の関連写真...
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先手必勝狙う 巨人ドラ1候補は「糸井2世」近大の佐藤輝明
巨人が先手を打った。 28日に編成会議を行い、10月26日に行われるドラフト会議の1位指名選手を即戦力の野手とする方針を固めたと、大塚淳弘球団副代表が明言したのだ。 【写真】この記事の関連写真を見る(30枚) 【写真...
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智弁和歌山・小林樹斗「最速151キロ」でドラ1候補に急浮上
今秋のドラフト候補、智弁和歌山の右腕・小林樹斗が151キロをマークした。 17日に行われた甲子園交流試合の尽誠学園(香川)戦。1―8の六回裏から4番手として登板すると、5番打者の2球目に151キロを投げ、二飛に打ち取った。 ...
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中森や高橋も 高校ドラ1候補が軒並み進学に傾くコロナ異変
「終盤にきて、体力が落ちている。詰められるところを詰めて、臨めばよかったです」 16日、今秋ドラフト1位候補の明石商(兵庫)・中森俊介(3年)が甲子園交流試合の桐生第一(群馬)戦で2失点完投勝利。速球は最速150キロをマーク、...
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G二軍は中大に20失点の赤っ恥 今秋ドラフト戦略に異変必至
巨人の二軍が13日、阿部慎之助監督(41)の母校・中大とのプロアマ交流戦に臨み、20失点のボロ負けを喫した。 先発した桜井はドラフト上位候補の4番・牧秀悟内野手(4年)に逆方向の右翼へ本塁打を叩き込まれるなど、3発を浴びて4...
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広島新庄・下志音“三拍子”揃う逸材…それでも足りないもの
「打撃の構えは西武の森友哉(25)と似ていて重心が低く、左足に体重を乗せている。体は大きくないけど、下半身が強くて馬力があるのが良いですね。ただ……」 甲子園交流試合2日目の11日。第1試合(対天理)に3番・右翼手で出場、六回...
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天性に加え“練習の虫”…ドラフト上位指名も視野の長距離砲
「結果は残せませんでしたが、だからといって彼の評価が下がるわけではありません」 10日の交流試合(対大分商)に出場した井上について、ネット裏のあるスカウトはこう言った。 2打数無安打(三邪飛と三ゴロ)、2四球に終わった...
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甲子園交流試合に登場 プロ注目の右腕3人の見どころと展望
8月10日に開幕する甲子園高校野球交流試合。現在、全国の独自大会を取材中のスポーツライター・安倍昌彦氏が、今秋ドラフト候補に挙げられている3人の注目右腕の見どころを語った。 【写真】この記事の関連写真を見る(28枚) ...
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高校生トライアウト実施なら 今年限定でプロ志望届撤廃を
プロ志望届を提出する高校生の希望者を対象に、NPBと日本高野連による「合同練習会」が実施されることが決まった。プロを目指す高校生を対象とする「トライアウト」で、8、9月の週末に行われるという。 コロナ禍により、センバツ、春の...
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巨人&ソフトBの育成選手乱獲 高校生合同練習会で加速か…
「主に下位指名、育成指名候補の実力を見極める場になるでしょう」 8月末と9月頭に開催されるプロ野球と高野連による高校生対象の「合同練習会」(希望選手が多い場合は9月中旬に3回目の実施を検討)について、パ球団のスカウトがこう言っ...
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スカウト活動解禁 高校生投手は成長度より大切なものが…
今月1日にスカウト活動が解禁され、ようやくオレたちも動けるようになった。 北関東の高校の練習試合でドラフト候補が投げ合うと聞いたんで、やる気満々で学校のグラウンドに出掛けたさ。ネット裏には試合前から、他球団のスカウトたちが陣...
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苦悩のスカウト…アマ大会中止でドラフト候補をどう評価?
球界の目利きたちの長い活動休止期間が明けた。今月1日から日本学生野球協会とNPBの合意のもと、再開されたプロ野球のスカウト活動。新型コロナウイルス感染拡大の恐れもあり、各球団は春先から活動を自粛していた。高校生は春のセンバツ、そして...
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プロのスカウトと高校の指導者は人のつながりがモノをいう
今月1日からプロのスカウト活動が再開された。 高校生は春夏の甲子園が中止。大学、社会人も春の大会、リーグ戦が相次いで中止となっている。スカウトは「今年は練習の視察が増える」と口を揃える。練習を見れば、だいたいのことは分かるそ...
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県岐阜商・佐々木泰の内角のさばき方が巨人坂本に重なる
関係者の間で「エースキラー」と呼ばれる。 1年時の10月、練習試合で1学年先輩の創志学園・西純矢(2019年阪神1位)から5打数5安打でサイクルヒットを記録すると、2年時の5月にも星稜・奥川恭伸(同ヤクルト1位)から4打数4...
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習志野・桜井亨佑 元ロッテ福浦を超える打撃技術と長打力
「母校の先輩である福浦和也(元ロッテ)の高校時代と比べても、技術と長打力は一枚上だと思っています」 安倍氏は通算2000安打をマークした大打者を引き合いに、こう評価する。 春夏連続で甲子園に出場した昨年は、2年生ながら...
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木更津総合・篠木 右腕とボールが吹っ飛ぶような腕の振り
1年春からベンチ入りし、細身の体から最速146キロをマークする伸びのあるストレートを繰り出す。縦のスライダー、フォークは同じような落差があり、球速も130キロ前半を計時するという。 「この細い体で、何でこんなにエゲツない球を投...
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東海大相模・山村崇嘉の打撃 巨人吉村やソフト松中を彷彿
「現時点での打撃技術に関していえば、同僚の西川僚祐と比べても優れていると思っています」 高校通算44本塁打。西川の53本塁打には及ばないが、好選手が揃う東海大相模で1年秋に4番を任されたほど。2年夏の県大会では横浜スタジアムの...
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東海大相模・西川僚祐 G岡本のように中堅方向へ打つ意識を
高校通算53本塁打のパワーヒッター。体格にも恵まれている。 「練習の際に、いとも簡単にフェンスオーバーの打球を放つ能力は、高校生でトップクラスだと思います」 安倍氏はこう評価した上で、「持ち味の長打力を100%生かし切...
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明石商・中森俊介 打者の外角に出し入れする知性と制球力
「投手としての仕事は何でもできる。欠点が非常に少ないという意味で、プロ仕様の投手です」 最速151キロをマークする右腕は、甲子園には1年夏から2年夏まで3季連続出場した。 「個人的に、投手としてプロで通用するかしないかの...
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花咲徳栄・井上朋也 実戦で飛ばす能力は日ハム野村より上
「彼が放った本塁打を10本近く見ていますが、打点を稼げそうな、チャンスでの集中力が非常に高い選手です」 主将を務め、高校通算47本塁打をマークする長距離砲。高校生としては飛び抜けた打撃力に加え、ウエーティングサークルでの立ち居...
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大学野球選手権が初の中止…ドラフト指名“超厳選”に現実味
「これは痛いです」 プロのあるスカウトがこう漏らす。 全日本大学野球連盟は12日、臨時理事会を開き、当初の6月から8月12日に開幕が延期されていた全日本大学野球選手権の中止を発表した。中止は史上初のことだ。 新...
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コロナ禍は終息せず…ドラ1が決まらずプロ12球団が大慌て
「オレたちにも球団から活動を自粛するようにという指令が出た。もっとも東京六大学は縮小して延期することが決まったし、大学や社会人のオープン戦も軒並み中止。全国大会もこれからどうなるか分からないし、選手のチェックをしようがないけどね」 ...
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センバツ球児の評価に影響大…無観客でスカウト入場禁止も
「球場に入れないとなると、頭が痛いですよ」 セ球団のスカウトは困り果てた顔でこう言った。 【写真】この記事の関連写真を見る(30枚) 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、無観客試合を前提に開催する方向になった選抜...
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ドラ1候補 報徳学園・小園の4失策を真に受けてはいけない
だれが言ったか知らないが、ドラフト1位候補・小園海斗(報徳学園)の評価が落ちていると聞いた。 宮崎で行われたU18の韓国、台湾戦で計4失策。日本代表にとって重要な試合で、失点につながる致命的なエラーをしたことがマイナスらしい...