23年連続主演も…観月ありさ「夜のせんせい」注目は脇役陣
“23年目”は、ちょっと物足りないスタートになった。観月ありさ(37)主演の連続ドラマ「夜のせんせい」(TBS系)が17日にスタート。初回視聴率は10.6%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)と伸び悩んだ。
今回でナント23年連続の連ドラ主演となる観月は、スナックのママから転身した異色の定時制高校教師を演じる。年齢も性別もさまざまなワケあり生徒たちの人生を再生に導くストーリーだ。
ここ数年、観月は自身の役柄をしっかり確立してきた。「斉藤さん」シリーズ(日本テレビ系)、「華和家の四姉妹」(TBS系)などでも、物おじせずにきっぱり主張する正義感あふれる“男前”な女性を演じ、コンスタントに12~15%近い視聴率を稼いでいる。
「今回の“熱血教師”も観月らしいキャラクターといえますが、設定がありがち。ストーリー展開も何となく想像できてしまう。そんなイメージが足を引っ張ったのでしょう。連ドラは2回目以降の数字が落ちるのが一般的。観月にとっては厳しいスタートです」(テレビ局関係者)