韓国でも活躍の笛木優子「誕生日会で部屋がメチャクチャ…」
その手話に合わせて流れるナレーションの声がとってもステキだったからでしょう。もともと家族ではない脇役だったんですが、キム・ジェウォンさんとの絡みばかりが盛り上がってしまい、2人のシーンがどんどん増えて……。
韓国のドラマの作られ方は、良くも悪くもサバイバルで、もともと主役級の人でも演技がいまひとつだったり、視聴者の反応が良くないと、すぐに死んじゃったり、病気になったりして役を小さくされちゃうんです。逆に反応が良ければ、シーンが増えたり放映期間も長くなるんです。「わが家」も初めは3カ月の予定だったんですが、結局6カ月続きました。
韓国の作家さんは、オンエアされたあと視聴者の反応を見てから次の回のシナリオを書くんです。だから結末は誰にも分からない!いつ殺されちゃうかもしれないんです!
でも、だから面白いドラマができるんでしょうね。視聴者のためのドラマなんです。逆に役作りという点では結末が分からないとやりにくいんですけどね。直前までふっくらしていたのに急に病人にされちゃったり!
ドラマに限らず、韓国では、ストレートなコミュニケーションがとても良いことなんです。日本のように遠回しに言う、とか、オブラートに包むなんてことはしません。