「ドクターX」で西田敏行の美人秘書 笛木優子の“遅咲きの色香”
「あっためて……」
おちょこ片手に一筋の涙を流し、心の中でつぶやく着物姿の女性。日本酒「黄桜 呑」のCMだ。出演しているのは女優の笛木優子(34)。色っぽい表情に、ぐっときていた中高年は多かったはずだ。彼女の魅力について黄桜の広報担当はこう話す。
「今回のCMでは、着物の似合うしっとりとした色気のある女性を探していました。笛木さんは日本の女性が持つしっとりとした『愛らしさ』『奥ゆかしさ』を兼ね備えた存在でピッタリはまりました。おかげで、笛木さんの色気に代表される、日本酒ならではの深い世界観をCMで描くことができました」
現在、ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」(テレビ朝日)で、西田敏行(65)扮する外科統括部長の秘書兼愛人を好演。夏に放送された「町医者ジャンボ!!」(日本テレビ)でも外科院長の愛人になる医療ジャーナリスト役。愛人役には“縁”がある。
アイドル評論家の北川昌弘氏はこう言う。
「ドラマでは重要な脇役を任せられていることが多い。正統派の美女ではあるけど、クセのある、普通の女優がやりたがらないような役をきちんとできる女優だと思います。若い頃の川島なお美のように、自ら積極的に難しい役を演じきっているので安心して見られる。こういう、ドラマを“締められる”女優は、重宝され、ありがたい存在でしょう。事務所は大手のオスカープロですが、単なるバーター女優ではない」