仮病疑惑も浮上した ポール「ウイルス性炎症」の“真相”

公開日: 更新日:

全公演中止に仮病疑惑浮上

■ファンに元気な姿を目撃され…

 元ビートルズポール・マッカートニー(71)の日本公演が全4日とも中止になった。主催者側は、早期の再来日を目指すという。何でも理由は「ウイルス性炎症」とかで、当初は「腹部に違和感」という説明だったが、その後は「声が出ない」に。

「ポールは都内にある超高級ホテルに宿泊していますが、17日に元気な様子でハイヤーに乗って出かける姿をファンに目撃され、“仮病疑惑”がささやかれているんです」(テレビ局関係者)

 そりゃ文句のひとつも言いたくなる。「相撲が見たかっただけ」「ASKA逮捕にびびった?」なんてブラックジョークがネット上を飛び交い、物議を醸している。

 それにしても「ウイルス性炎症」、そんなにコロコロ症状が変わるものなのか。
「話が本当なら、ポールはホテルから一歩も出られないほど苦しんでいるはず」と話すのは、ある消化器内科医だ。

「ウイルス性炎症とは、ウイルスの感染による炎症のこと。インフルエンザやノロウイルスも、ウイルス性炎症です。たとえばウイルス性胃腸炎の場合、薬を飲まなくても3日で治まると一般的に言われます。以前、自分でそれを試してみたんですが、肛門を閉められない垂れ流しのような状態が長く続き、ほぼ寝たきり。薬を飲んでもウイルスの増殖が速ければ効き目はそれほどないし、症状が治まっても、周囲に感染させる恐れがあります。ライブどころじゃないし、外出だってしない方がいい」

 別の内科医はこんな見方をする。
「ウイルス性炎症なら、喉も胃腸もすべて当てはまるので、担当医はあえて曖昧な発表をしたのかも。症状について、どうとでも言えますから」

 何か解せない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  3. 3

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  4. 4

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 5

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  3. 8

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  4. 9

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  5. 10

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ