「ルーズヴェルト~」最終回直前 工藤阿須加が語る撮影秘話
「19日撮り終えたばかりなんです!」と語るのは、俳優の工藤阿須加(22)。22日が最終回のTBSドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」で青島製作所野球部のエース・沖原和也として出演中。父は元・西武の投手、工藤公康氏(51)。そう言われると目元に面影が感じられる。
「ルーズヴェルト・ゲーム」は「半沢直樹」と同じスタッフが制作、最高視聴率16・0%を記録して好調。物語は、青島製作所とイツワ電器との経営統合と廃部寸前の野球部の話が並行して進む。工藤阿須加を直撃した。
■父・公康はヒントだけくれた
「本編では本格的な野球部を作りたかったそうで、オーディションは甲子園経験者など、そうそうたる経歴を持つ方ばかり。野球経験がないのは僕だけでした。役をいただいて父に相談したら、僕が大学までやっていたテニスとは筋肉の使い方が違うんだ、というヒントだけくれた。それからは家でひたすらシャドーピッチング。一度フォームを見てもらったけど、何も言わないから、及第点だったのかな……」
ロケでは愛知・豊橋市にある球場を使用した。