ベテラン声優・山寺宏一が感謝する三谷幸喜からの“説教”

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 声優として映画やテレビで幅広く活躍している山寺宏一さん(53)。最近は俳優としても注目されている。転機になったのは2000年にフジテレビ系で放送された連続ドラマ「合い言葉は勇気」への出演。脚本は三谷幸喜さん(53)で、以来、三谷作品の常連のひとりになった。

■映画の吹き替えを見て「出ないか」とオファー

 初めて三谷さんとお会いしたのは2000年の春ごろ。仲を取り持って下さったのは声優の先輩でもある戸田恵子さん。三谷さんは駆け出しの頃から戸田さんの大ファンだったらしく、戸田さんの連ドラ初出演作「総理と呼ばないで」(フジテレビ系)は脚本を書いた三谷さんが直接オファーしたほど。その何かの打ち合わせかの折にボクの名前が出たそうです。

 三谷さんは映画の吹き替えにこだわる人で、すでにボクが担当した作品を何本もご覧になってたらしい。それで興味をもって下さったんです。

 お会いしたのは戸田さんと、同じく声優の中尾隆聖さんの2人がメーンのバラエティーショーの楽屋。2人はアニメ「それいけ!アンパンマン」に出ていて、アンパンマン役が戸田さん、ばいきんまん役を中尾さんが務めていた。その関係で定期的にショーを開催していたのです。それにたまたま日替わりゲストとして呼ばれた際、三谷さんをご招待していた。

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