ベテラン声優・山寺宏一が感謝する三谷幸喜からの“説教”
もちろん他の役者さんも皆、上手。セリフの読み合わせの段階では「ボクの方がうまいかな」って思っていた方々も、収録が始まるとどんどん追い抜いていっちゃう。
しまいには収録に立ち会った三谷さんに「読み合わせの時が一番よかった」なんて説教を食らう始末。たぶん、自ら推薦して無理やりキャストに加えただけに「もっとしっかりしてほしい」と叱咤激励してくれたのだと思います。全11回の連続ドラマで演じることの難しさを改めて教えてもらった。学んだことはとても多かったですね。
あれ以来、翌01年「みんなのいえ」、06年「THE 有頂天ホテル」、13年「清須会議」といったヒット映画に、役者やナレーターとして参加でき、ありがたかったです。