確率論を駆使…勝間和代さんは「オンライン麻雀プロ」の腕前

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■雀風は統計表に基づく確率がすべて

 それからというもの、仕事の合間はオンライン麻雀、仕事が終わって時間があればノーレート雀荘(競技麻雀専門店)へ週に3、4回足を運び、時にはプロ雀士相手に半荘2回ほど打って腕を磨いた。そして今年6月、Maru─Janというオンライン麻雀から「オンライン麻雀プロ」の免状を授与された際、「こんなに楽しいこと、なんで40半ばになるまで知らなかったのか」と、しみじみ思ったそうだ。

 気鋭の経済評論家の雀風とはどんなものか。

「オンライン麻雀は、自分の平均順位を上げるゲームだと思ってます。平均順位を2.2位ぐらいにすることと、4位率を20%以上にしないよう心掛けて打ってます。そうするためには、振り込まないのが第一。10巡目を過ぎたあたりからは、相手に当たってしまう確率から導き出された危険牌のパーセンテージという統計表があるので、それに基づいて下りればいいわけです。すべて」

 勝間さんにとって麻雀の一番の魅力とは――。

「運と実力のバランスが面白いゲームだと思ってます。半荘1回、2回だと運が占める割合は8割5分から9割なんですけど、50回とか100回やると運が3割ぐらいに減って、実力が7割。1000回やったら、おそらく実力が100%です」

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