安田大サーカス・団長安田がハマる自転車の魅力とは?
お笑いトリオ「安田大サーカス」のリーダーで芸能界一のライダー。自転車のイベントや自転車に関するテレビ番組では引っ張りだこで、ロードレース、山や丘陵を上る「ヒルクライム」にも参戦している。そんな団長のサイクルライフとは?
本格的なロードレーサータイプの自転車と出合ったのは、9年前の5月です。当時、放送されていた「関口宏の東京フレンドパークⅡ」(TBS系)に出演した際、ゲームの賞品でアメリカのトップブランド、トレック社の「トレックSLP」という高級自転車をもらいました。
ただ、カッコ良くて超軽量でも、スタンドもないようなロードレーサーはピンとこなかった。それでママチャリに換えてもらおうと思って、タクシーで専門店に持って行ったんです。そして、「これを下取りに」って話をしたら店のスタッフが「いやいや、もったいない。これはすごくいいバイク(自転車)なんですから」と。それで、ようやく価値のある自転車なんだと理解できたってわけです。
確かにボクの体形にあったセッティングにして乗ってみると、予想以上にスピードは出るし、歩くのがしんどくなるような坂道でもスイスイ上れちゃう。車重が5キロチョイしかない軽さで、ギアが20段くらいあって、自在に変速できるから当然なんですけどね。それからはその頃住んでいた高輪のアパートをベースに、暇を見つけては地図も持たないで乗り回りました。