織田信成 評価うなぎ上りの秘密は“号泣”と“冷静”のギャップ
■“本業”の解説者としても好評
プロスケーターとしての収入は多くなく、織田は以前、「(大会で)優勝しても赤字になっちゃう」ともこぼしていた。ゆえに“本業”そっちのけ……かと思いきや、今年から解説者として本格参戦。的を射たコメントの数々は、かなり評価が高い。
「解説者としての彼は“泣きの織田”ではなく常に冷静。今の現役選手と共に戦ってきた立場だからこそ、選手の性格や考えが分かる。羽生選手が負傷しながら強行出場したグランプリシリーズの解説では、何が足りなくて失敗したのか、情に流されず技術面をきちんと解説していた。佐野稔さんのようなベテランゆえの“上から目線”や毒気もなく、荒川静香さんのような堅苦しさもなく、聞きやすかった。バラエティーで見せる顔とのギャップも大きいので、より引きつけられました」(前出の川内氏)
先月放送されたバラエティー番組「世界一受けたい授業」では「収入が過去最高になって、氷に乗る日数が過去最低になった」と明かしていた織田。
この分だとスケート靴を履く機会はますます減るのは確実なだけに、「過去最高」と「過去最低」がどんどん更新されそうだ。