元テレ朝アナ銅谷志朗さん 67歳夫人の急死で茫然自失だった
“スージョ”なる相撲大好き女子も現れ、相撲人気の回復が伝えられるが、そこで思い出すのがテレビ朝日の「大相撲ダイジェスト」だ。生実況を見られない、大相撲ファンのサラリーマンの熱い支持を集めた。きょう登場の銅谷志朗さん(70)は同番組の名司会者として知られた。今どうしているのか。
会ったのはJR上野駅前にある喫茶店。
「実は2年前に妻を亡くしてね。それまでは上野に住んでたんだけど、松戸に引っ越しました。妻との間には子供はおらず、ひとり暮らしをしてます。恥ずかしながら、ボクはそれまで家で何もしなかった。妻が料理上手だったせいか、料理はもちろん、ゴミ出しもやったことがなかったんです。そのため、もう本当に困って困って……」
銅谷さんは、そこまで一気に話した。70歳とは思えないほど若々しい。
「妻の加津子の死は心臓の手術を受けた後の突然死でした。まだ67歳の若さでしょ。元気な人が突然死んじゃったんだから、そりゃあ、ショックでした。妻が狭心症の予防のため、ステントを入れて細くなった血管を広げて、血液の流れをよくする手術を受けたのは2年前の9月。自宅前にある病院でした。手術は2回行われ、1回目は翌日退院した。だけど、狭窄部がまだあり、もう1カ所広げることになったんです」