ひさびさ映画出演の本木雅弘 「空白の5年」と「ロンドン生活」
20日に完成報告会見が開かれた映画「日本のいちばん長い日」に、昭和天皇役で出演している。天皇役は相当プレッシャーだったようで、オファーを受けた際、「逃げ出したい気持ちと、(役を)逃したくない気持ちで揺れた」が、義母・樹木希林のプッシュで出演を決めたという。
本木の映画出演は、10年公開の「矢島美容室 THE MOVIE~夢をつかまネバダ~」以来、5年ぶり。主演映画は7年前の「おくりびと」以来ない。この間、ドラマもNHKの3部作特別ドラマ「坂の上の雲」と、12年に主演した「運命の人」(TBS系)があるぐらい。一体どうしていたのか。
実は10年に、10年ぶりに3番目の子供が誕生。それを機に、仕事より子供と過ごす時間を優先していたのだ。生活の拠点をロンドンに移し、仕事のあるときだけ東京に戻る生活をしているという。
本木は樹木とミュージシャン・内田裕也の一人娘で、まだ19歳だった也哉子さんと95年に結婚。内田家の婿養子に入った。そして現在、18歳の長男を筆頭に、2男1女がいる。長男は10年、王族の子供たちも通う、スイスの名門寄宿学校に留学。長女もロンドンの学校に留学している。ロンドンに生活の拠点を移したのは、10年に生まれた次男の成長を子供たちにもそばで感じてほしい、と考えたからだ。