山本の飛び入り謝罪に周到計算 「極楽とんぼ」再共演の舞台裏

公開日: 更新日:

 06年7月に淫行騒動で事務所をクビになり、今年1月に復活のライブを行った極楽とんぼの山本圭壱(47)が5日、相方・加藤浩次(46)が都内で行ったコントライブのステージに登場。加藤と実に9年ぶりの共演を果たした。

「加藤とごく近い関係者のみ、山本の来場を知らされていたようだ。山本は開演後、舞台が暗転した瞬間に席に座ったようで、会場の観客に気づかれることなく、相方のコントを見守っていたようだ」(テレビ関係者)

 そして、終演後、出演者でお笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が「相方(山本)が見に来ている」と明かし、客席にいた山本をステージ上に呼び、踊りながら登壇した山本に、加藤は「おまえサビてないな~」と爆笑。

 すかさず加藤は、「まずは謝れ」と促し、山本は「関係者やファンの皆さんに謝っていませんでした。ご迷惑をお掛けいたしました」と頭を下げたというが、そこには周到な計算があったという。

「今なお吉本興業の幹部は謝罪らしい謝罪もなかった山本におかんむり。加藤はそのことを重々承知しているため、自らが山本をステージに呼び入れず、矢作の“責任”にした。しかし、山本を一番復帰させたがっているのは加藤。加藤は帯番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)をこなし事務所内での稼ぎはトップランクのため、事務所も加藤には強く出られないのです」(芸能プロ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…