前評判と大違い スター・ウォーズ最新作に酷評続々のワケ
18日に全世界で同時公開され、北米での興行収入は初日だけで67億円を突破。映画史上最高興収も視野に入ったといわれる「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」。しかし、日本のネット上のレビューサイトYahoo!映画では最低評価の1つ星が連発するなど、一部のファンからは酷評を浴びせられている。
「大作や話題作では、やっかみ半分で内容の薄い1つ星評価が連発されることはよくあります。しかし今回は『脚本がエピソード4、6の焼き直し』『オリジナル音楽の使用が少ない』『要塞攻撃時の戦闘機の使い分け方がおかしい』といった、マニアからの具体的な指摘が目立ちます」(映画関係者)
熱烈なファンが多いスター・ウォーズならではの厳しい評価というわけだが、こうした反応も予想していたのか、ルーカスフィルムを買収して本作から配給権を得たディズニーは徹底した情報統制を行ってきた。予告編等の映像公開も試写会の開催も最小限にとどめる徹底ぶりで、その数少ない先行試写会をハリウッドで見た関係者や批評家からは絶賛の声が相次いでいた。
そんな中、初日の夜に“自腹”で見たという映画批評家の前田有一氏が気になるデキをこう語る。