ショーンKの後釜 モーリー氏はフジを救うか舌禍で炎上か

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 連休中も一向に火の手がおさまらないショーンKことショーン・マクアードル川上氏(48)の経歴詐称騒動。事後の対応に追われまくっている関係各所の中でも、新情報番組「ユアタイム~あなたの時間~」のダブルメーンキャスターに同氏を起用する予定だったフジテレビは、悲惨この上ない。

 初回(4月4日)放送を約2週間後に控え、“応急処置”といわんばかりの新キャスト陣の発表を余儀なくされた。MCはモデルの市川紗椰(29)のひとり体制に切り替え、局アナの野島卓(49)と田中大貴(35)で脇固め。さらに外国人枠の穴を埋める形で、ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏(53)を起用するという。

 モーリー氏とはいかなる人物か。ショーンKの後釜だけに経歴が気になるが、HPやインタビューなどで公表しているプロフィルによると、前任者以上に輝かしい経歴とアグレッシブな志向の持ち主のようだ。

 スコットランド系アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフ。現役合格した東大を中退し、ハーバード大に入学。卒業後に帰国し、NHKで放映していた海外の音楽番組に日本語訳をつけるアルバイトが評価されて、無名だったがJ-WAVEのDJに。大抜擢された番組で「北朝鮮ヒットパレード」を流してひと悶着起こしたのを機に、社会への問題意識が高まり「国際ジャーナリストからミュージシャンまで」をモットーに幅広く活動しているという。

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