ショーンKの後釜 モーリー氏はフジを救うか舌禍で炎上か
「1、2年前からテレビ各局に外国人コメンテーター枠の『新しい顔』として積極的に売り込んでいる」(テレビ関係者)というだけあって、すでにNHKやテレビ東京の情報番組などでの出演歴がある。
■フジにとっては“馴染み”の顔
「フジの子会社で安藤優子の夫が社長を務める『NEXTEP』が手がけるBSスカパーのニュース番組にも曜日ゲストとして起用されている」(フジ関係者)となれば、お台場でもすでに馴染みの顔。NEXTEPは「ユアタイム」の制作も担当するだけに、大ピンチのフジが“持ち駒”の中から選りすぐった人材というわけだ。そんなモーリー氏の評判は「人柄、人あたり、空気感ともに親しみが湧き、ショーンKほどではありませんが、ダンディーなおじさんコメンテーター」(番組制作スタッフ)と決して悪くはないが、2つの懸念材料があるようで――。
「とにかくおしゃべりで、本人は一度口を開くと自分の意見を余すことなく言いたがるタイプ。編集できない生放送の現場は苦労するでしょうね。あと、思想的にはかなり右寄りで原発や大麻合法化、民族問題にも一家言ある。まあ、テレビ番組は話題になってナンボだし、むしろ、彼の考え方はフジサンケイグループの論調に合ってるかもしれません」(前出のテレビ関係者)
辛口外国人おじさんコメンテーターは瀕死のフジの救世主となるか。はたまた、舌禍で大炎上か。放送が楽しみである。