お笑い“もう疲れた” 永野が語る「今後はホラー撮りたい」
今やテレビで見ない日はないピン芸人の永野(41)。多忙な中、本紙に語ってくれたのは自身の過去について。取材の前にテレビのロケで食べた激辛グルメによる腹痛をおしてインタビューに応じてくれた。
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高校時代からお笑いはしたかったんですけど、当時、東京の養成学校はマセキ芸能の日本映画学校(現・日本映画大学)くらいしかなくて、NSC(吉本興業の養成所)は大阪にしかなかった。あとは弟子になるくらいしかお笑いをやる方法が見つからず、ネタの作り方も分からなくて、仕方なく高円寺にある資格系の専門学校に入ったんです。
今は腹が痛いのでホントのこと言っちゃいますけど、「逃げるようにお笑いの世界に」とか嘘ばっかりついてたけど、そんなドラマチックなストーリーはなくて(笑い)。コンビを組むことも考えたんですけど、学生の頃に面白いと言われていただけで、それをコントとか漫才で形にしようというマジメさもなかった。ただお笑いがはやってたからやっただけで、今ならやらないですね。今だったらフリースタイルダンジョン(即興ラップ)やります、はやってるので。