お笑い“もう疲れた” 永野が語る「今後はホラー撮りたい」
お笑いはめんどくさいし、もう疲れました。思ったよりマジメな世界で、僕がナメすぎてるなと。合ってなかったなあと、いまちょっと売れてみて思いました。僕は激辛グルメ食べても「痛ってえ」って顔しかできないし。普通大きい声とか出すのに「チッ、辛い……」とかやっちゃうんで。
今後は、ホラー映画好きなのでホラー映画を撮りたいなと思ってます。ホラー専門の監督。一切感動しないストーリーで。無慈悲な救いのない、誰からも尊敬されないもの。アメリカのノリの、キャンプ地にいた若者が殺されるパニックムービーみたいな。それか、小原正子とかおかもとまりみたいにブログでメシを食う。
プライベートの目標は「言うことを聞く後輩といること」とかですかね。先輩風を吹かせられる人をまわりに置く。「後輩におごる」というのを、先月、ついに解禁しました。後輩が夢を持つので、露骨に売れた感を出すというのは目標でもあったんです。ポリシーは「ノーメッセージ、ノーマーシー」。メッセージ性はなくて無慈悲だけど明るいのが好き。
「君のそばにいるよ」って歌う人が多いけど、僕は「遠いけど元気になる」がテーマです。最初はテンション低かったくせに、お腹治ってきてどんどん冗舌になってきました。