母親を自宅介護 杉田かおる“波瀾万丈人生”の新たな境地

公開日: 更新日:

■奔放エピソードは満載

 奔放だった杉田がやり尽くしたと感じているとすれば、一体どのくらいの境地なのだろう。あるベテラン芸能記者が言う。

「実業家の男性と離婚したばかりの2006年、杉田さんが目黒川の橋の上で痴話喧嘩を繰り広げている場面をキャッチしたことがあります。近くの居酒屋で酔っぱらっていたこともあったのでしょうけど、公衆の面前で『奥さんとエッチしたでしょう』『じゃあ、いつ別れるのよ』などと大声を出し、キスしたかと思ったら、殴りかかったりしている。しばらくすると、仲直りしたのか、『あのお城に行きたい』と界隈で有名なホテル、目黒エンペラーを指さして、そのまま千鳥足で入って行かれた。2~3時間もの滞在の後、直撃したのですが、手を挙げてタクシーを止めたと思ったら、杉田さんだけ乗って、どこかに消えてしまった。置き去りにされた男性があたふたとして、ちょっと気の毒だったのを覚えています」

 この報道後、会見した杉田は「舞台中はテンションが上がっちゃうんで、舞台終わりに飲むと、どこでもやってるみたいなんですよ」と他人事のように認め、ラブホ行きを「発情しちゃったんでしょうかねえ」と言い、酒量を聞かれると「記憶にない」、キスについては「嫌いな人にはかみつくようにしますから」などと語っていた。

 そんな杉田の転機が2010年、有機農業などとの出合いだったのだとか。50歳のリスタートを目指して生活を一新、ダイエットなどに取り組むようになったのだという。

 振り幅の大きい、ジェットコースターのような生き方に変わりはない、か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇