母親を自宅介護 杉田かおる“波瀾万丈人生”の新たな境地
女優の杉田かおる(52)の変わりように、関係者も驚いているようだ。昨年から芸能界の仕事を減らし、かつてステージママとして自分を育てた母(83)を神奈川県内の自宅で介護する毎日を送っているというのである。
杉田といえば、1億円借金に家庭崩壊と波瀾万丈な私生活に加え、酒や男がらみのスキャンダルで鳴らし、自らを「暴君」と称したことも。2005年の実業家との結婚は7カ月のスピード離婚に終わり、13年に6歳年下の一般男性と再婚と、目まぐるしい。
それが、最近のブログには「連句の会」だの有機野菜を中心とした「料理教室」だの、生活も関心事もすっかり変わったようで、ベランダで栽培したというバジルの写真を掲載したりしている。今の生活は肺の病気で障害等級が最も重い1級の母の介護中心だが、「『過去の整理』という豊かな時間を味わっているのだと思っています」と一部メディアの取材にコメントしている。
杉田を知るある関係者はこう言う。
「お酒が好きで強いのだけれども、弱いというか、酔うと奔放な部分が出てきちゃう女性でありながら、決して女々しいわけではない。むしろ男っぽい、潔さを感じさせる女性ですから、お母さんの様子をみて、よし、やってやろうとスパッと決断して介護生活にシフトされたのではないでしょうか。いろいろ、やり尽くしたからこそできた決断で、だからこそ、心穏やかに、今の生活を楽しむことができるのだと思います」