ユーチューブ人気の五十川ゆき 心に残る渥美二郎との1曲

公開日: 更新日:

 コツコツと活動しながら35歳で一人息子を授かりました。仕事がある時は主人や母にすごく協力してもらっています。ありがたい半面、子供が泣くのを振り切って家を出るのがつらい。ここ2カ月は一度も自宅に帰れていませんし……。なかなか子供を授からなかったのは多嚢胞性卵巣症候群という病気のためで、1年間治療し、やっと授かったんです。それなのにその子の成長をそばで見られない。でも、歌もやめられないので、いつも葛藤しています。

 渥美さんと知り合ったのは出産してそれほど経っていない時。赤子を抱くまだ無名の私と夫、私の母も一緒に楽屋で会ってくださいました。「家族の協力なくしてできないから家族を大切にしてね。小さい子供を抱えて大変だけど頑張って」と励ましてくださった。家族まで温かく迎え入れてくれた感じがして優しさが身に染みましたね。

 なかなかお会いすることはできなくて、最近は携帯電話でやりとりさせていただいてます。「お子さん元気?」とか「何か困ったことがあったら電話かけておいで」とか本当に温かい。私がもし渥美さんのように大ヒットに恵まれ、“先輩”の立場になったとしても、テングになったりツンツンしたりせず、真心で接することができる大きな人間になりたい。私は“オンナも惚れるかっこいいオンナ”というキャラクターを前面に出して歌っています。これからも応援してください。

♪「愛はさりげなく」は昨年10月にリリースした「焔の酒」のカップリング曲

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が