伊藤かずえが“姉貴”と慕う いとうまい子の意外な頼もしさ
今もドラマで活躍中の伊藤かずえさん(50)にとって無二の親友といっていい存在が、女優のいとうまい子さん(52)。始まりは10代に共演したことだった。
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まい子は私が16歳の時から、これまでずっと姉貴的存在です。見かけによらず男勝りで、サバサバした性格。思ったことは全部口にしちゃう典型的なB型です。私の方が背が高いし、彼女は兄が2人いる末っ子、私は長女なので、どちらかというとお姉さんっぽく見えると思うのですが。
初共演は1983年の学園ドラマ「高校聖夫婦」(TBS系)。その後、84年の「少女が大人になる時 その細き道」(同)でも共演。私はまだ高校に通いながらの撮影で、学校と仕事で本当に忙しかったのですが、共演が続いたことですぐ仲良しになりました。私に“お姉さんが欲しい”という思いがあったのも関係していたかもしれません。
10代って多感で敏感な時期です。しかも、撮影の現場は今と違ってものすごく過酷でわからないことだらけ。当時はまだフィルムで撮っていた時代で、NGを出したらきつく怒られるし、体力的にも精神的にもクッタクタでした。そんな中で声をかけて助けてくれたのが、まい子でした。