放送法の縛りもなし 地上波TVがネット放送に駆逐される日

公開日: 更新日:

 折しも、今月6日からはAmazonプライム・ビデオでダウンタウン浜田雅功、千原ジュニアら車好き芸能人が自ら高級外車のハンドルを握り、思い切りブツけ合ってレースをする自動車合戦バラエティー「戦闘車」の配信がスタート。バブル時代を彷彿とさせるいい意味でのバカバカしさと、スケールの大きさが話題になった。

「地上波ではないから放送法の縛りもないし、スポンサーや視聴者の顔色をうかがう必要もない。どこのメーカーの車を壊そうが自由なんです。これがたとえばドラマなら、いきなり乳首丸出しのシャワーシーンから始まるシナリオでもOK。規制にがんじがらめになっていたクリエーターは腕を撫しています」(民放プロデューサー)

 テレビがつまらなくなったと言われて久しいが、ネットの映像進出によって視聴者の可処分時間の奪い合いは加速。殿様商売にあぐらをかくテレビ局は確実に見捨てられる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情