紅白総合司会に大抜擢…桑子真帆「NHK看板アナ」への道
NHKにも本当の意味で世代交代の波が押し寄せた。総合司会に選ばれたのは、30歳の桑子真帆アナウンサー。ひと足先に発表されていた「ウッチャンナンチャン」内村光良(53)とコンビを組み、白組の二宮和也(34)・紅組の有村架純(24)の両司会をサポートしながら一年を締めくくる“国民的番組”を進行する。
桑子アナは今年5月、フジテレビの谷岡慎一アナ(30)と結婚したばかり。私生活に加え、仕事でもひと花咲かせることになる。
NHKとしては前回、総合司会を務めた武田真一アナ(50)から一気に20歳の若返りを図る策に打って出た。前々回まで4年連続でその座に“君臨”していた有働由美子アナ(48)が候補に挙がったのは、昨年まで。故郷の熊本が震災に遭い、被災地に向けてメッセージを送った武田アナ。その姿は実に印象的だったが、桑子の抜擢には、「今年度から『ニュースウオッチ9』を担当し、都議選と総選挙の2回の選挙特番もそつなくこなした。名実ともに看板アナになった」(NHK関係者)という見方があがっている。
世代交代は世の常といったらそれまでだが、長らくNHKの看板を背負ってきたのは有働アナだった。2010年の放送開始以来、「あさイチ」を人気番組に押し上げた立役者でもある。その“ミスNHK”は、図らずも発売中の「女性自身」に婚活2連敗と報じられたばかり。相手はかねて交際が報じられていた年下の実業家と、あさイチで自ら「気になる」と明かした年上男性。同誌の直撃に対し、「結婚はありません」などと吹っ切れた様子で明かしたというから、すでに次のステージを見据えているに違いない。