SMAPの穴埋めに失敗し…史上最低“グダグダ紅白”の舞台裏
「最後までSMAPに引きずられ、SMAPをつかまえられなかったNHKの調整能力の欠如、これに尽きる」
あるマスコミ関係者は大晦日の紅白歌合戦について、こう総括した。
視聴率こそ史上最低だった前回から微増したものの、「全体的にグダグダ」「謎の演出は何だったんだ」とお茶の間の反応はよろしくなかった今回。そのグダグダの最たるものがタモリとマツコによる寸劇だろう。SMAP待ちで空けておいた時間の穴埋めで急きょつくりあげた、と一部で報じられたが、冒頭の関係者はこう言う。
「タモリとマツコの出演は、NHKがSMAPを引っ張りだすための切り札だった。タモリは『いいとも』などを通じて、中居、草彅、香取と親交があり、タモリとの共演という話なら乗ってくる可能性があった。稲垣も3人からの打診なら嫌とはいわないだろう。問題のキムタクはマツコが千葉の高校時代の同級生なんです。それでマツコとの絡みという形でキムタクを呼んでいたそうです。こうしたもくろみが外れ消滅した結果があの寸劇だったというわけ」