著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ひふみんにYOSHIKI…異業種“参入”でバラエティーに新風

公開日: 更新日:

「いつも持ち歩くのはピアノ」「飛行機(自家用ジェット)が一番眠れる」「自らワインを造っている」等々、出てくる話は桁違い。中途半端なセレブは時に反感を買うが、ここまでスケールが大きいと、「さすがはYOSHIKI」と絶賛する声が続出した。確かに、話に嫌みがなくたたずまいは品さえ漂う。

 ひな壇タレントは多少の演出でいかに面白おかしく番組受けするかがバラエティー出演の生命線だが、YOSHIKIはスポット出演。演出する必要もなく自然体。本業で魅せる神がかりなピアノやドラムと、普段のギャップも驚きを与えた。ロスが拠点のYOSHIKI。次に帰国というより来日する際はバラエティー界が争奪戦になるのは必定だろう。

 昨年は将棋界からタレントに転身。独特なトークでブレークを果たした加藤一二三(78)が出現したように、バラエティー界には異業種からの参戦者が新風を吹き込んでいる。今年は間もなく始まる平昌五輪にサッカーのワールドカップと続く。スポーツ界からバラエティーへの参戦者が注目される年になりそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動