引退後の浅田真央 TV局の争奪戦が起きないマイナス要因

公開日: 更新日:

 4月10日夜、自らのブログで突然、引退を表明した浅田真央(27)。フィギュア人気を牽引した国民的ヒロインの決断にメディアは大騒ぎとなったが、それを冷ややかに模様眺めしている連中も少なからずいた。こういうことがあると目の色を変えて口説きにかかるはずの民放テレビ局だ。

「来年2月に平昌五輪を控えての引退。当然のように、テレビ各局が『五輪キャスター 真央争奪戦勃発』と報じられましたけど、どうかな、と思って見てましたよ。実際、うちの幹部からは早々と『条件次第だな』と消極的な意向が伝えられましたから。実績、知名度、好感度で群を抜く存在なのは確かですが、アラサーになっても純真無垢な彼女の拙いしゃべりは、キャスターとしては説得力に欠けるという致命的なマイナスがある。引退してすぐじゃ、いくらなんでも荷が重いでしょう」(民放局スポーツ担当者)

 現役時代の関係からフジテレビテレビ朝日が「浅田キャスターの最有力候補」といわれたものの、どちらの局関係者も「うちはない」と言下に否定する。

 年末30日放送のテレビ番組で、同じく今年引退したゴルフ宮里藍(32)と対談した浅田は、スケートの練習を再開していることを明かし、「来年からショーをやろうと思っています」と語っているという。引退しても、居場所は氷の上だけ、ということか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇