次女の表紙デビューに見る 木村&静香のプロデュース力
ただし、コウキは女性なので、木村の所属するジャニーズ事務所がマネジメントすることはあり得ない。工藤の事務所に一応、所属している格好だが、これは工藤の個人事務所で、今後、大手プロが「ぜひ、うちで」と続々と手を挙げそうだ。いや、すでに水面下で接触しているところがあってもおかしくないし、所属でなくても提携という形を取っていくということも考えられる。
要は、大きな“花火”が打ち上げられ、「芸能界の一級品のサラブレッド」にいくらの値段がつくか、見計らっている段階と言えそうだ。
彼女はインターナショナルスクールに通っていて、日本語のほかに英語、フランス語ができ、さらにスペイン語も勉強中だというし、170センチの身長がまだまだ伸びそうとなれば、国際的なモデルという将来の可能性もある。
また、昨年、30周年アルバムを発表した工藤だが、そのアルバムの中の3曲をコウキが作曲したというので、音楽的な才能を伸ばしたい意向もあるのだろう。
モデル、作曲だけでなく、歌手としても、そして女優の可能性も考えれば、どのようにコウキを成長させるのか、CM戦略も含め、大きなビジョンを持つ複数の大手プロダクションから選び放題だろう。
どのような形で芸能界での活動を本格化させるのか、今から楽しみではある。木村とのドラマでの親子共演まで想像してしまうのだが……。