吉村崇の見事な“さばき方”で不穏な空気は笑いに変わる
自らを「破天荒」と称して道化に徹し、泥くさくその場を盛り上げ続けた。だから、吉村にとって「普通の行動をとっただけ」(主婦と生活社「週刊女性」18年10月30日号)だったという。
数多く経験した舞台やロケでヤバい人が現れたことは一度や二度ではない。そのたびに、どうやって笑いに変えようと考えるのが楽しかったという。
「仮にヤバい人に殴られていたとしても、流した血の分だけ賠償金を払ってもらえばいいと思っていたので、ラッキーですよ」(同前)