沢田研二への老害批判 昔からのスタイル貫いて何が悪い?
ジュリーこと沢田研二(70)が、超がつくくらい久しぶりにクローズアップされた。10月17日、さいたまスーパーアリーナでのコンサートを開演直前に中止し、「客席がスカスカではできない。僕にも意地がある。今回はファンのみなさんに甘えさせてもらった」と発言している。
僕が今回興味を持ったのは、ことの顛末より、世の中やマスコミの反応の方だった。まず沢田の容貌がずいぶん変わってしまったという驚きの声が多かった。中尾ミエ(72)は「ドタキャンする前に痩せろ」とコメントしていたが、さすがは数少ない沢田の先輩(渡辺プロダクションで一緒)だと思わせた。
9000人入場予定のところに7000人しか集まらなかったというが、7000人ものファンが集まること自体、すごいことだと思う。「そのファンのために歌うべきだった」という声や、「いや集客するプロのイベンターがお粗末」という反論意見もあった。
もっとも、さいたまスーパーアリーナで9000人集客というのは、さすがに素人考えでもスカスカのイメージになると思う。なにせ最大3万人、少なくとも1万数千人が入るハコだ。ジュリーが「スカスカ」と思ったのも分かる気がする。