織田裕二「SUITS」視聴率回復作戦で2ケタを維持できるか
「ずるずると数字を落としていたのが第5話で上がるというのは、珍しいケースですね」(在京キー局関係者)
織田裕二(50)主演のドラマ「SUITS/スーツ」(フジテレビ=月曜夜9時)が、第5話(5日放送)で11・8%を記録。初回の14・2%から徐々に視聴率を下げ、第4話でついに8・9%と1ケタになってからの"復活劇"で、注目を集めている(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
それには、もちろん理由がある。
「第4話の1ケタがショックだったのでしょう。フジテレビは全力で視聴率回復作戦に出ました。"力技"の成果で、意義は大きい」と、テレビコラムニストの亀井徳明氏はこう解説する。
「まず、第5話の放送前日の4日の午後4時から予定していた単発バラエティーを『SUITS』のダイジェスト特番に差し替えました。さらに、放送当日の生放送番組『バイキング』で、終了間際に織田裕二がVTR出演。夕方の再放送枠は福山雅治主演の『ガリレオ』の予定でしたが、『SUITS』第4話の再放送に差し替えたほか、番宣スポットをひっきりなしに放送していました。まさに、なりふり構わぬ視聴率回復作戦です」