披露宴で確執発覚 神田沙也加に見た母・松田聖子との相克
だから子どもはどうするか分からないと、テレビで胸中を語っていた沙也加。両親不在で寂しい思いをさせてしまうくらいならば、どうしようもない。そう夫に相談すると、「そのときは僕が家庭に入るよ。だから君は安心して外で仕事をしておいで」などと言ってもらえたという。子どもができたら、そういうふうにして、愛し育てていこうよと。
いろいろあって、平成が幕を閉じ、新しい時代がはじまる。その主人公やヒロインになるのは、そんな沙也加や沙也加の子どもたち世代である。長く暗いトンネルはまだ続いている。しかし、その先の、トンネルの向こうへと歩んでいくのだろう。
=おわり
(聞き手=長昭彦/日刊ゲンダイ)