黒い輝き放つ「風間俊介」のジャニーズらしからぬ胡散臭さ
「俺、一生懸命、心の底からしゃべっても、若干うさんくさいってよく言われるんですよ」(風間俊介/TBS「マツコの知らない世界」4月9日放送)
マツコ・デラックスに「真性変態」と言われるほど東京ディズニーシーを偏愛する風間俊介(35)。その魅力をひとしきり語った後、こぼした言葉を今週は取り上げたい。それを聞いてマツコは「うん、すごいうさんくさい。でも、ここまでうさんくさいといいんだって」と返した。
風間は自ら「ウチの事務所の亜種」(NHK「ドラマチック・アクターズ・ファイル2012」12年10月2日)と語るように、ジャニーズ事務所所属のアイドルとして異端の道を進んでいる。CDデビューすることはなく、ジャニーズアイドルが一堂に会する「カウントダウンコンサート」にもほとんど呼ばれることはない。
いまや“本職”といえる俳優業でも独特で、「狂気」を宿した人を演じることが多い。「いままで僕、芝居上だったら前科27犯ぐらいあるんです」(フジテレビ「ホンマでっか!?TV」16年1月20日)とうそぶく。彼が普通のいい人の役で登場しても、この後、どこかで変貌するんじゃないかと思ってしまうほどだ。