ファンも心配…ジャニー喜多川社長「緊急搬送」のモヤモヤ

公開日: 更新日:

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(87)が6月18日に都内の病院に救急搬送されたと報じられてから1週間以上が経過した。沈黙を保ち続けていた週刊誌が次々にジャニー氏に関する記事を報じ始めたが、奥歯に物が挟まったようなハッキリしない内容ばかりだ。

 例えば、「女性自身」(7月9日号)の〈ジャニー喜多川社長 『夢の続きはタッキーに託す!』〉の見出し。ジャニー氏が後継指名したとされる滝沢秀明(37)に「事務所の今後を頼む!」と言ったかのようなタイトルだが、記事に「ジャニー氏がタッキーに今後を託した」とは一言も出てこない。昨年の「週刊新潮」のインタビューで滝沢が〈ちゃんと滝沢が仕事をできる環境を作る〉とジャニー氏に言われたと告白したことを引用し、それを見出しに結びつけたような内容だった。

「そもそも『女性自身』は、ジャニー社長の救急搬送のことにすら触れていません。それなのに“追悼”みたいな記事が載っているわけですから、この間の経緯をしっかり把握していない読者はチンプンカンプンだと思いますよ」(芸能評論家の佐々木博之氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出