ファンも心配…ジャニー喜多川社長「緊急搬送」のモヤモヤ
27日発売の「女性セブン」(7月11日号)は、〈ジャニー喜多川社長 『危急の病室』と鬼才の後継者〉の見出し。さすがにジャニー氏が6月18日に救急搬送されたことについては触れられているが、“詳報する”と書かれた病室については「高層病棟の最上階近くの明るい木目と白を基調とした部屋で、浴室とトイレを備え、ホテルの一室ような雰囲気」と説明があるのみ。部屋の中でどんな危急の事態が起きているのかについては書かれていなかった。
「“鬼才の後継者”が一体、誰を指しているのかと思いながら読み進めていくと、記事の最後に『後継者はタレント全員。みんなでジャニーさんの思いを背負っていくのでしょう』と語るスポーツ紙記者のコメントが出てきます。ジャニーズファンや熱心な読者は拍子抜けしたのではないでしょうか」(前出・佐々木博之氏)
さすがに「週刊新潮」と「週刊文春」(いずれも7月4日号)はジャニー氏が緊急搬送された当時の状況や、所属タレントが大挙して病院を訪れた慌ただしい様子に迫ろうとしていた。それでも読者が最も知りたいであろうジャニー氏の病名や容体までは把握できなかったようだ。