13歳の少年から家康まで…地味系ジャニーズ風間俊介の異能
「舞台では実年齢とかけ離れた役柄を演じるのは、よくあることですけれど」と、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏がこう続ける。
「2017年にミュージカル『にんじん』で14歳の少年を演じた大竹しのぶさん(62)は、当時60歳でした。今年は松尾スズキさん(56)、瑛太さん(36)、松たか子さん(42)らも舞台『世界は一人』でランドセルを背負った小学生を演じています。が、風間さんの場合は、舞台ではなくテレビドラマです。今は画質がよくなり、メイクで肌質をごまかすのも難しい時代になりました。それでも風間さんの13歳は自然体で気負いがなく、すんなりと受け入れることができました」
■トークも面白い
風間は1997年にジャニーズ事務所のオーディションに合格。99年には「3年B組金八先生」第5シリーズに兼末健次郎役で出演、この演技が評価され、第3回日刊スポーツドラマ・グランプリ新人賞を受賞している。以降、数々のドラマに途切れることなく出演しており、現在は「やすらぎの刻~道」の他に、フジ月9「監察医 朝顔」に上野樹里(33)の相手役として出演中。ここでの演技も〈憎めない、いい人ぶりが板についている〉などと好評だ。