「ルパンの娘」で注目…瀬戸康史ブレークの裏に努力と強運
瀬戸と言えば、2018年のドラマ「海月姫」(フジテレビ系)で“女装美男子”を演じた際には、6キロの減量で撮影に挑んだことが話題になった。
また、ニホンモニターの「2019上半期ブレイクタレント」では、昨年の上半期よりも出演本数が69本増と波に乗っている。演技も体重も“自由自在”の瀬戸の魅力、ブレークの理由についてコラムニストの桧山珠美氏はこう言う。
「かわいい顔で女装も似合うのですが、仮面ライダー出身ということもあり、『ルパンの娘』で見せるアクションシーンもそうですが、意外と男っぽい役がはまります。視聴者には、そのギャップがウケているのでしょう」
瀬戸は18年の朝ドラ「まんぷく」でブレークし、連ドラ「透明なゆりかご」(18年)、「デジタル・タトゥー」(19年)など、“NHK御用達”のイメージがある。
「17年に小出恵介さんが未成年の少女との不祥事を起こし、無期限活動休止に。彼が主演のNHKの連ドラ『神様からひと言~なにわお客様相談室物語~』が放送2日前に中止になりました。その穴を埋めたのが、BSプレミアムで放送されていた瀬戸さん主演の『幕末グルメ ブシメシ!』で、代わりに放送された。NHKとしては、恩を感じているのかもしれませんね」(桧山珠美氏)
おかげで知名度は一気に全国区に。ある意味、チャンスを見事にモノにしたというわけで、「ルパンの娘」で弾みをつけている。運も実力のうちか。