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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

まことしやかに流れる「関ジャニ∞の解散」はあり得ない

公開日: 更新日:

 故・ジャニー喜多川さん(享年87)の「お別れの会」に出席させていただいた。

 会場がなんと東京ドームというのもビックリだが、ジャニーズ事務所のタレントはもちろん、舘ひろしをはじめ芸能界の大物が列席していたことにも驚いた。

 会場ではジャニーさんが育てたタレントの音楽と映像が流れていた。僕は今まで目にしてきた舞台、ステージのことが頭をよぎり、改めてジャニーさんの大きな存在感を感じていた。

 その翌日、関ジャニ∞錦戸亮(34)がグループを脱退し、9月末でジャニーズ事務所も退所することが発表された。ウワサはあったものの、ファンは無論、僕らウオッチャーとしても驚きの発表という格好になってしまった。錦戸のグループ脱退や退所は、今年の3月には内部で決まっていたという。1年以上前から関ジャニ∞のメンバー、関係者と話し合いを持っていたわけだ。

 ここには、やはり関ジャニ∞を辞めた渋谷すばる(37)の影響もあっただろう。渋谷が音楽を原点から勉強し直したいとグループ脱退・事務所を退所した頃(18年12月)から、錦戸も脱退の考えが大きくなっていったと思われる。渋谷、そして錦戸とメインボーカルが次々に抜けるということは、関ジャニ∞の音楽的カラーも関係していそうだ。

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