モラハラ・パワハラ損害賠償請求額の“相場”は1000万円か
プロフィギュアスケーターの織田信成が女性コーチをモラハラで1100万円の損害賠償を求めて提訴した。
先月末、ビートたけしの元運転手が事務所の女性からパワハラを受け、自律神経失調症を患ったとして1000万円の損害賠償を求めて提訴した。
スポーツ界と芸能界の違いはあるが、男が女を訴え、ケースがまるで違うのに賠償金額が1100万円、1000万円とほぼ同額。1000万円はスポーツ、芸能のモラハラ、パワハラの損害賠償の相場になるのか。
余談だが、レスリングの伊調馨と指導者のパワハラ問題があったが、こちらは具体的な損害賠償訴訟にならず、至学館大を解任されていた監督が先週、監督に復帰とニュースになった。
パワハラ、モラハラともに当事者にしかわかりにくいが、今後、泣き寝入りが減り、訴える人が増えるのは確か。
昔、芸能界は適当な世界で仕事を餌に男が女を誘う類いは当たり前。今は局に苦情箱を設置したり相談できるところがあるという話を聞いた。女性(スタッフやアナウンサー)が男性(おもにスタッフ)にセクハラされて打ち明けるものか。女子アナ、スタッフを酒席に呼び、お酌させ、説教したり触ったり。そんな事態はさすがに減った。