芦田愛菜は“ニュータイプ” 優等生キャラ定着で課題は恋愛

公開日: 更新日:

 現在、都内の難関私立中の3年に在学する元子役の芦田愛菜(15)が活躍中だ。

 10月からスタートした「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系)では、初MCを務め、大人顔負けの知識を持つ子供を相手に、サンドとの軽妙なやりとりを交えながら、そつなく進行。11月には「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」に登場し、着物姿のキチンとした立ち居振る舞いで堂々とスピーチする姿が絶賛された。さらに、2020年公開予定の映画「星の子」で6年ぶりに映画主演を果たすという。芸能リポーターの川内天子氏はこう話す。

「彼女は子役の頃から女優としての意識が強く、周囲に絶対に愛菜ちゃんとは呼ばせなかった。当時から“芦田さん”です。子役は年齢を重ねると、顔つきや身長や声が変わるので、悩むことが多いのですが、彼女は、明晰な頭脳で、“自分がどう見られているか”を常に冷静に意識していると思います」

 幼少期は周囲からチヤホヤされてワガママし放題で、成人後、激太りしたり、道を踏み外したりする元“天才子役”は枚挙にいとまがないが、彼女に限ってはそうした心配はなさそうだ。難関校の中学受験に成功し「年間100冊以上読む」という読書家で“優等生キャラ”を獲得できたことも「子役のあがり方のニュータイプ」と言えるだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…