「なつぞら」で広瀬すず食った粟野咲莉が芦田愛菜になる日
NHK朝ドラ「なつぞら」は15日から、ヒロインの「奥原なつ」が子役から広瀬すず(20)にバトンタッチした。
広瀬初登場の第13回の視聴率は22.6%で、子役ラストの前回視聴率から1ポイントだけ上がったが、ネット上では、なつの幼少期を演じた粟野咲莉(8)を“惜しむ声”が少なくない。「小なつロス」なんて言葉があるほど、粟野の評価は上々だ。
「広瀬の登場でさらなる視聴率アップを期待する向きもありましたが、これまでの最高視聴率は、第9回の23・1%。なつ(粟野)が戦死した父親の形見の手紙を読み、涙があふれ出すシーンに、思わずもらい泣きした視聴者も多かったようです。涙を誘う粟野のけなげな演技は、業界内でも注目が集まっています」(テレビ誌ライター)
子役の粟野が、すっかりヒロインの広瀬を“食って”しまった格好だ。コラムニストの桧山珠美氏がこう言う。
「視聴率1ポイントアップは誤差の範囲内で、“広瀬効果”はなかったに等しい。それだけ、子役の咲莉ちゃんの演技はナチュラルで、存在感が際立ち、視聴者の興味、関心が広瀬以上に集まったのかもしれません」