アルバム世界一も納得 嵐を支える熱烈ファンの布教活動
さすがというか、恐るべしか。ジャニーズ事務所の稼ぎ頭「嵐」が世界一に輝き、世間をアッと言わせた。
世界で昨年、最も売れたアルバムは嵐のベスト盤「5×20 All the BEST‼ 1999-2019」だったと国際レコード産業連盟が19日に発表。同連盟には、約60カ国の1300社が加盟しているが、日本の歌手では初の快挙だ。
昨年6月に発売したデビュー20周年記念のベスト盤と同10月に発売したビデオクリップ集が、計約330万枚を売り上げた。2位はグラミー賞を10回受賞した米国の人気歌手テイラー・スウィフト(30)、3位は韓国の人気グループ「BTS」で、4位は、これまた米人気歌手レディー・ガガ(33)というから、立派なもの……と思いきや、こんな指摘もある。
「確かに凄いセールスですが、そもそも今は世界的にアルバムを買うという発想が薄れています。とりわけ若い世代は定額聞き放題のサブスク(リプション)で、好きな曲をダウンロードして聴いたり、ユーチューブなどの動画サイトで楽しむのが主流。やはりジャニーズはファンの結束が固いから、いまだにアルバムも売れるわけです」(音楽業界関係者)