ベッキー第1子出産 進むべき道は絵本作家か個性派女優か
そう話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。現在公開中の窪田正孝主演映画「初恋」に出演しているベッキーの突き抜けた演技を見て、そう強く感じたという。
ベッキーの役柄は、愛する彼氏を殺されて復讐に燃える女。アクションシーンも多く、そのインパクトは相当大きかったようだ。
「かつて『瞳の中にヒマワリがあるの』と乙女っぽく語っていた、彼女の自慢のあの目。『初恋』の中では『ぶっ殺す!』と叫びながら、あり得ないほど大きく見開きギラギラさせ、とても同一人物とは思えないほどでした。演技が上手かどうかは正直まだ微妙ですが、『どんな役でもやってやる』という意気込みは十分感じられました」(前出の山下氏)
「初恋」でのベッキーが印象に残ったのは山下氏だけではないようで、映画のレビューを見ると、怪演を褒める声が多数投稿されている。
となると絵本作家より女優、しかもひと癖ある役を得意とする個性派女優を目指した方がよさそうだが、前出の山下氏は「ひとつ心配事があるとすれば、お子さんが生まれたことで守りに入ってしまわないか、ということです」と話す。
多くの役者は「見た人の印象に残る役を演じたい」と望み、そんな役を手に入れたいと切望している。醜聞を乗り越えたベッキーは「初恋」でそんな役と巡り合った。今のこのいい波から外れることなく、守りに入ることなく、このまま個性派女優の道を突き進んでほしいものだ。