タモリやたけしも準備か 大物芸能人YouTuber参戦の狂騒
ユーチューブに興味を示しているのはタレントばかりでない。ドラマを主戦場とする俳優たちも同様で、たまの収録に集まれば、決まってピコ太郎やキムタクの「手洗い動画」の話題などから、芸能人がユーチューブで活躍の場を広げるにはどうしたらいいかという話題になるという。
芸能人らが一様に慌て始めた理由は、とにかく仕事がなくなり始めているからだ。NHKや民放キー局は緊急事態宣言を受け、バラエティーやドラマなど新たな収録を中止すると発表した。
「収録の完全再開は政府が目標とする5月6日を考えているが、先行きは不明。大勢のスタッフを必要とするドラマやバラエティー番組の収録はコロナ騒動が終息するまで実現できない可能性の方が高い。誰も怖くて口に出せないが、最悪、この状況が1年以上も続く可能性さえあるわけです」(制作関係者)
芸能人は基本、仕事をしなければギャラは入ってこない。再放送でドラマやバラエティーが流れてもギャラはスズメの涙ほどだ。
「結果、日銭を稼げるユーチューブなどで、この苦しい時期を乗り越えていくしかないわけです。とりあえず、ユーチューブで月10万円の利益を得るには、登録者数は最低1万2000人必要となり、週に1本、10分の動画を配信すればいい。知名度のある芸能人なら簡単だと思うのでしょう」(前出の芸能プロ関係者)