NHK朝ドラ好評で…唐沢寿明「24」日本版に高まる期待の声
〈子役たちが素晴らしかったので、幼少期をもっと見たかった〉〈日村さん(バナナマン)ナビゲートの土曜の振り返りがいまだ慣れない〉--そんな声も多くみられるNHKの朝ドラ「エール」。
「土曜日が1週間を振り返るダイジェスト版になったのは、NHKの働き方改革の一環でもありますから、これは致し方ないでしょう。もっとも、〈日村さんではなく、福島出身のタレントや俳優にナビをしてほしかった〉なんて声があるのは分からないでもないですが……」(テレビ誌ライター)
3月30日に放送がスタートしてから3週間以上が過ぎ、ネット上ではドラマの感想の書き込みも活発化してきた。
「いろんな意見が飛び交っていますが、中でも主人公の古山裕一(窪田正孝=31)の父・三郎を演じる唐沢寿明さん(56)の演技を褒める声が多い印象ですね」と、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は、こう続ける。
「実家の商売を継いだものの、お坊ちゃん育ちでお人よしな性格のせいで、とにかく商売が下手。能天気だけれど、子どもには好きな道に進ませてやりたいという葛藤もある三郎を、唐沢さんは実に表情豊かに演じています。祐一の演奏会で号泣するシーンでは、思わずもらい泣きしたほどです」